山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ピロウズという装置

昨日、ネットでコレを見つけましたの(教えて下さった方サンキュー)
大阪で行われたイベントでの録音らしいです。
山中さわお+OKAMOTO'Sという珍しい顔合わせでのピロウズのカヴァーです↓

山中さわお+OKAMOTO'S / アナザーモーニング


なんか…
非常によくコピーしてありますが。
やっぱり、本家の不思議なグルーヴ感とは全然違うものになっておりますね。
本家が演奏するとこんな感じです↓

The Pillows 916 Special Live - #2 Another Morning/ One Life


OKAMOTO'Sの演奏ではよくわかりませんが。
原曲(特に生演奏の時)は、凸凹の道を大股でズンガズンガと歩いて行くようなイメージがあります。
「扉の向こうには約束なんて無い でも行こう! 生まれ変わる朝が来た」
たとえそれが、根拠のない希望であっても。高く掲げて前に進むために、自分の少年時代に別れを告げる歌なんですが。
この不思議なグルーヴ感とドライヴ感はやはりピロウズ独特のもので。
ワシはコレが大好物なんですよね(^^)

昔、ピロウズがカヴァーした「ラジオスターの悲劇」を聞いたことがありますが。
その時も、その不思議なドライヴ感に圧倒された事を思い出しました。
探したらちゃんとありましたw↓

Video Killed the Radio Star cover - The Pillows


その時、同時に林英夫(というお遊びのバンドがあった)でカヴァーした同曲も聞いてたのですが。
「ドラムとギターが違うだけでこんなにも別物になるの??」
と非常に驚きました。
つまり、ピロウズって特別に演奏が上手いバンドでも無いし(ゴメン、大きなお世話だわね)
歌が上手いってわけでもない(でも毎回、本気で感動させられて紅涙を振り絞っちゃうわけですが)
でも、この人達が集まって、音を出した時に起きるマジックに魅せられてワシは虜になってしまっているんですよね。
そしてその秘密が知りたくてライヴに通ってしまうのです。

で。毎度、その秘密を探る前に笑って泣いて飛び跳ねて踊って叫んで、楽しすぎてもうどーでもよくなっちゃうっていう…アバババ…(*´ω`*)