山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

可哀想な犬

その後、番組でのお相手ダイスケのブログ読んでムカムカするワシ↓

『天使のように可愛いZIPPEI兄弟のことをずっと忘れないでいてあげてください。そして思い出す時には悲しい顔じゃなくて、彼らがいつもぼくらに与えてくれてたように笑顔で思い出してあげてください。』

飼い主のエゴで声帯とって挙句炎天下に車内放置で蒸し殺された可哀想な犬のことを思う時に、普通の日本人だったら、
「可哀想に」「哀れすぎる」と悲しい顔しか出来ません。
笑顔で思い出せってどれだけ綺麗事で済ませようとしているんだよ。
TV業界って本当に糞だわ。

しかも、それまでのモコズキッチンのコーナーではひな壇ぶりっ子どもがキャーヒャー黄色い声を揚げてたくせに、いざ、ZIPPEIが息を引き取りました(実際は「蒸し殺された」んですけどね)のお知らせが始まった途端にメソメソと取ってつけたような悲しい顔をして見せるって。
あんたらロボットか。でなけりゃ情緒が不安定すぎw

悲しみをこらえながらZIPPEI兄弟の死に向きあおうとしているテイを演出しようとしたのでしょうが。
あまりにも偽善が過ぎて(ダイスケのブログと言い、偽善が持ち芸?なのかもしれませんが)げんなりしましたわ。
しかもこのごに及んで「追悼番組」をやるとかやらないとか。

今、必要なのは「反省会」でしょうに。間違っとる。

そもそもZIPPEI兄弟が声帯切除の手術を受けていると世間にバレた時も、
「吠えグセがひどくて、近所迷惑になるので保健所送りにするよりはいいと思って手術を受けさせました」
みたいな声明文が発表されてたんですけど。
犬って吠えるものじゃないの?
その吠えグセを教育で(訓練士の手を借りてでも)どうにかするのが飼い主じゃないの??
しかも、保健所でガス殺されるよりよほど残酷で苦しい方法で自ら殺しているのも許せん。
結局は声帯切除だって、ご近所の迷惑を考えてとか保健所送りを避けるためじゃなくて、
単にそのほうが都合がいいから受けさせたってだけじゃん。
この世から全ての悪質な動物プロダクションが駆逐されて、糞ブリーダーとか悪質業者が一掃されますようにー(ナムナム)

でもやはり考えてしまうのは。
ZIPPEIは日本中あちこちの町に行って、色んな人に可愛がられて。
みんなを笑顔にして、人気者だったのに。
TVの枠を一旦離れれば、熱い車内に放置されることも特別なことではなく。

ZIPPEI達、暑くない?水飲みたくない??」と優しく心配して様子を見てて付き添ってくれて、気遣ってくれる人間が周囲にただの一人も居なかったというこの悲劇。
あまりにも哀れです。
人間に利用されるだけ利用されて。
お金を生む道具扱いすらさせてもらえず(大金を生む道具だったら、普通もっと大切に扱うはず)
搾取されるだけの可哀想な犬でしたね。

普通の家庭犬として愛情を与えてもらい、家族の一員として死ぬまで一緒に暮らすのが、犬にとっての最高の人生なんですよね。(そう考えると、ボイスって最高の人生だったのだな)
可哀想な不幸な境遇の犬猫たちが一匹でも少なくなりますように。
それぞれの家庭で飼われ、愛されて大事にされ、家族の一員となっている幸せな犬猫たちに幸よあれ。