山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ピロウズ トライアル・ツアー 5月10日 Drum LOGOS

はいー。行ってきましたDrum LOGOS。
やっぱりLOGOSで見るピロウズは一味違っててヨロシイですわねー(・∀・)
ではそんな夜のセットリストは以下

01.Revival
02.XAVIER
03.ROCK'N' ROLL SINNERS

04.Comic Sonic
05.Flashback Story
06.ノンフィクション
07.ターミナル・ヘヴンズ・ロック

08.ICE PICK
09.ポラリスの輝き 拾わなかった夢現
10.エネルギヤ
11.Rescue

12.プライベート・キングダム
13.Minority Whispers
14.持ち主のないギター
15.TRIP DANCER

16.トライアル
17.この世の果てまで
18.POISON ROCK'N'ROLL
19.Ready Steady Go!

(en.1
01.Funny Bunny
02.Runner's High

(en.2
01.No Surrender

熊本とはまた違う曲が聞けて大層美味しゅうございました( ^ω^)ノ
熊本では陰鬱な曲多めの印象で「しんみり」とする場面が多かった気がしましたが、このLOGOSでのセットリストはなんだかもっと力強い、励まされる感じ?の曲が多い印象で(本当にコレは気分的なものだと思うのですが)
楽しいわ元気出るわで。

とーっても楽しかったでぇーす!ヽ(゚∀゚)ノ
弐号機は自分が大好きな「プライベート・キングダム」が久しぶりに生で聴く事が出来て(4年ぶり?)とても感動しておりました。
そしてやっぱり、「ICE PICK」から「トライアル」までの流れで泣いてたそうですが(^_^;)

カーチャンは楽しいばっかりだったよー。
でもやはり「持ち主のないギター」の最後の絶唱鬼の目にも涙ですね…
目の前に津波の恐ろしい映像がフラッシュバックされてしまいます。
溢れてくる悲しい感情と、亡くなってしまわれた沢山の方々への哀悼の気持ちとがないまぜになって、涙腺が緩みます(なんせ歳だから…)

山中さわおの感情が顕になって。
悲鳴のような絶唱が繰り返されると、それに呼応するようにギターも盛大に泣くので。
ついついもらい泣き…<もらい泣き体質( ;∀;)

今までピロウズの楽曲って。
「泣かないギター」が最大の特徴だった気がするんですよね。
どんなに悲しい曲でも涙を振り払い、力強く凛々しいギターが鳴るのがまた魅力でありました。

ところが今回、この非常に異色作とも言える「トライアル」(「3.11直後」という異常な状態で作られたアルバムということもあるのでしょうが)では。
ピロウズに於いて初めて、「ギターが泣いている」んですよね。

泣けない山中さわおの代わりに泣いている_という印象です。
この夜はとても甘い声で丁寧にさわおさんも歌ってましたし。
それだけに絶唱の部分が際立って。
その歌声をサポートするように奏でられているギターが、心に響きました。

男の人は人前じゃ泣けないから、代わりにギターで泣くんだね

そんな印象を持った夜でした。
だからこそ余計にその後の「Ready Steady Go!」でのブルース・ギターが楽しい楽しい。
もうニヤニヤしてしまって、最後は破顔になっちゃいますね!

気分的に最底辺の「持ち主のないギター」から「TRIP DANCER」への繋がりの神展開。
非常に批評的でもありますが、それをポリティックと捉えるよりも、ワシは敢えて「希望への背中押し」と捉えたいですね。

そんな訳でまたしてもワシはこの夜、ピロウズに励まされて。
超元気になって帰宅したのでありましたよ(^ー^)