山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

増村保造とバンカラの融合

坂道のアポロン」第2回も見ましたが、安定の面白さですなー。
劇中に九十九島が出てきて(九十九島鹿子前バス停も登場w)、見知った場所が出てくるとたとえアニメでも嬉しいものですな。

九十九島はほんとうに素敵な場所で(特に夕日が)温泉もあるし、海賊船もあるしw無人島もあるし。
今は水族館もあるのかな?
B級観光地好きにはタマラナイ眩しいような場所です。

で。アニメの中では、そこに海水浴に出かけた高校生三人組が太陽の下ではしゃぎ回るってシーンがあったんですけど。
それを見て、「はた!」と膝を叩くワシ。

「なるほど、この佐世保の陽光の下で無邪気に戯れるこの子たちは、まるでギリシャ神話の直系の子孫のようじゃないか。マエストロ増村が目指して辿りつけなかった世界がここにあるじゃないか!」
と、非常に感動しましたね。
やっぱり実写ではなかなか難しいシーンが、かようにアニメではクリアできるってこともあるんですね。

あと、もうひとつ気がついたのが。
主人公の一人「千太郎」のキャラが、少年漫画ですらすでに絶滅した「バンカラキャラ」だって事。
結構女性にも需要があると思うんですけどねw>バンカラ男子

すると夫が「バンカラ男子って女性に需要があるのか!?」と驚いておりましたが。
えー。じゃあ、なんだって怒髪天のライヴには最前列綺麗めのお嬢さんがたが群れていると思うのよ。
女の人って男の人の世界に憧れる部分もあるんだよ。