山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

低炭素社会はドコ行った?

夕方、テレビのニュースを見ておりましたら坂本龍一が反原発音楽イベントをやるんですって。
「へーー。じゃあ、お客さんは全員、客席で自転車漕いで発電に協力するのか…大変だな」
と思ったんですけど。

どうもそうじゃないみたい(^^;

幕張メッセで7月7日8日の二日間にわたってこのイベントは行われるそうですけど。
「冷房なしじゃ死人が出るぞ?」ってレベルですよねえ…
なーんて心配は無用で。
冷房も音響も照明も普通に電気を使って行う普通の音楽イベントの模様ですw

あんなに「CO2を一切出さないっていうのが気持ちいいですよね」って言ってた本人がー。
まあ、アレはCMのコピーライターさんが書いた文言であって、坂本龍一本人の思想とは一切何の関係もナイのかもしれませんが。
原発事故以降、「低炭素社会」って言葉も聞かなくなりましたけどねー。

しかも、この音楽イベント、「収益金は全て「『さようなら原発』一千万人署名市民の会」に寄付する」そうで…
なんか乾いた笑いしか出てこないんですけど。
原発利権の次は脱原発利権の時代ですか?w

本気で非核、脱原発を目指すのなら平沢進ぐらいやれよー(HIRASAWA ENERGY WORKSを参照のこと)
音楽制作〜ライヴまでオール自前の電源でやってこその非核脱原発なんじゃねえの?