山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

南極大陸最終回大反省会ひとり

そういえば、昨日、最後の方だけ「南極大陸」を見たんですけど…
「えっ、コレで終わり!?」( ゚д゚)
な終わり方でビックリしましたね。

巨額な費用をかけたらしいドラマだそうですけど…ドコにそんなお金が??
な不思議なドラマでしたね…

脚本がまず糞。
それとキムタクの演技が…演技じゃないでしょコレは。

一番の見所は「な、何か、バールのようなものというシーンだったという…はぁ…(ため息)

南極越冬隊の話なんて。
事実を提示しただけでも号泣レベルの感動物語なのに、事実は割と置き去りで。
どうでもいい生ぬるい創作部分が幅をきかせる不思議な作りになってましたね。日本部分なんかまるごといらん事でしたね。

西堀博士の事を思い出していたら懐かしくなって、今、「南極越冬記」を読んでいるんですけどね。
モノが無い中、実験器具や観測器具を工夫して自作したり。交換部品も無いまま雪上車を修理したり。
本当に生き延びるための奮闘を必死に続けつつも、やっぱり人と人が寄り添って生きているから精神的な摩擦も起きたりして。
あまりにもドラマチックな要素が、ネタが満載で。
「タロジロ以外にもこれだけ話のネタがあるのにソレを何一つ生かせないなんてこの脚本家は映画とかドラマを見たことすらないのかも?電波も届かないような孤島に一人で住んでいるのかも??」
という不思議な気持ちがしました。

まあ、どっかの事務所から「もっと主人公を目立たせろ」という司令が下ったのかもしれませんが。
何一つ「50年後の真実」は明かされぬまま、意味不明のまま尻切れトンボで終わった…「日曜の夜の時間をワシに返してー!!」なドラマでした(恨)

まあ、大きなわんこが爆走する姿はありがたかったけど、本当にそれだけ…
だったらいっそ、数週間にわたって、犬ぞりを引いて雪原をひた走るわんこの映像、ブリザードの中、まるまって尻尾に鼻をうずめて眠るわんこの映像とかを見せて欲しかった。
人間パート、まるごとイラネ!( ゚д゚)、ペッな気分でしたね。

「タロとジロ」という、世界にも稀な、「犬という生き物の凄さ」を証明した物語が。
50年後にこうやってウンコにされるとはいやはや情けない…( ;∀;)
切り取り方に寄っては、「犬と人の絆は永遠」というテーマにもにじり寄れたのにねえ、全部台無し…

日本はこうやって過去の遺産すら食いつぶして台無しにして、消えて行ってしまうものなのかもねえ。
演技演出脚本どれをとってもよくないドラマって悲惨ですね…
本当に犬だけが良かった。

大きなわんこは飼うのは大変だけど、やっぱち手応えがあるというか。
大きなわんこでしか味わえない魅力がたっぷりとあるので、その気分を少しでも見ている人に伝えられたもうソレで十分だったんですけどね…
でも、どうやら脚本家は犬の死に目に遭ったこともないどころか、飼ったことすらないようなレベルの人みたいで。
別に、それならそれでいいんですけど、せめて取材をちゃんと…(電波も届かないような孤島に住んでいるから無理か)

コレで日記を終わらせるのはあまりにも気分が悪いwので。
大阪で見た風俗の話でもw

IMPビルに入って直ぐのところにドッグカフェがあってですね。
「へー。ドッグカフェこんなところにインドアで」
と見たら、いわゆる普通のドッグカフェ(自分の犬を連れてきて一緒に食事やお茶ができる)とは違っててw

「入場料30分500円」で喫茶店内に入り、自分のお好みの犬を指名して膝に抱っこできるというシステムになってたお店でした。
「うわ、いわゆるキャバクラみたいな??」と驚くワシ。

でも、一番驚いたのはスタンダードプードルを指名したお客さんが、その巨大なスタンダードプードルを膝に載せていたことでした!!
まあ、確かに。
色んな犬がいて、好きな犬を抱っこできるんだったら、そうね。
ワシも抱っこしてみたいかな、スタンダードプードルw