山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

南極越冬隊隊長・赤い自転車

でかいわんこを見たい一心で、ドラマ「南極大陸」を録画までして見ましたよ!
ワシにとって南極とは「タロ、ジロの物語の場所」であり、血沸き肉踊る冒険の大地であります。

そして、実はワシ、南極探検隊の方にお会いしたことがあるのです…フフフフフ<結構自慢

それは西堀榮三郎氏。

第一次南極観測隊の副隊長兼越冬隊長であり、冒険家にして登山家。科学者にして発明家。
19歳の時には来日したアインシュタイン夫妻の通訳を務め、日本を案内するという経歴を持ち。
雪山讃歌」(雪よ、岩よ、我らが宿り)の作詞者。
波乱万丈の人生を送りながら、ひとつの枠に収まること無く、教育者として、哲学者としても素晴らしい人物でした。

ワシが高校生の時、当時の英語の担任が西堀博士の京大の後輩だった縁で、講演会に来られたんですね。
この田舎の一介の女子高校生が初めて出会った、超カッコイイ大人でした。

タロ、ジロの物語も間近で見てこられた方ですし、西堀博士の口から語られる南極探検の物語はまさに血沸き肉踊る冒険譚であり。
本当に「心が震えました」ねえ。

「こんなカッコイイ大人が日本にいるんだ!?」と思って目からウロコが落ちましたw
「こんな人がいるんだったら世の中も悪いものじゃない」と強烈に感じたことを覚えております。
(でも流石にその後、西堀博士級の人物には出会わないのでやっぱりすごい人だったんだなあと後々思い知ったw)

若い時に「物凄い大人に会う」ってのは、大事なことなんですね。

ウチが一旦、モノを買うと。とことんソレを使い倒すというのは皆さんご存知のことと思いますが…
その流儀でまる9年間使い続けた初号機の自転車がさすがに壊れたので(^^;
大学最寄り駅近所に最近OPENした「あさひ」に自転車を見に行きましたよ。

お手頃価格で色々あった中から、「長い距離乗るんだから、ロードバイクっぽいのがいいんじゃない?」と一つの自転車をセレクト。
初号機が「汚れが目立たない赤がいい」(珍しい!)ということで、赤いロードバイクを購入。

するとなんとしたことかw

大学に通う時間が3分の2から半分に短縮されました!
「え?そんなに何が起きたの??」と尋ねると、初号機いわく、

「オレは風になったんだよー!!」(`・ω・´)b
ですとw
漕げば漕ぐだけスピードが出るので面白くてどんどん走ってしまうそうです。

…まあ、スポーツする習慣のない子ですから。コレぐらいやった方がいいよね(^^;