山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

老犬介護 食事編

老犬ボイス、この夏はいよいよ恍惚の世界の犬になってしまい。
「この夏は越せないかも…?」と家族を心配させておりましたが。
どうにかこうにかやせ細り、すっかり別犬のように変貌しながらも、生きております。

入院前は、「退院したらもう会えなくなっているかも!?」ビクビクしながら入院したのですが。
足腰が弱りながらもなんとかワシの退院を待っててくれましたよ>ボイス
殆んど一日中寝てて。もう完全にヨイヨイなんですけどね。

人の気配を感じる(耳も遠くなって目も殆んど見えなくなって鼻も利かなくなりつつある)と、ヨロヨロと立ち上がってなんとなく甘える素振りを見せるのです。
こんな姿になってもまだ人を愛する事は覚えている。
犬って美しい生き物です。
全て忘れしまっても愛は忘れない

獣医さんとも相談して、「食欲があるうちはせっせと世話をする」事を決めました。
食欲が落ちてどうにもこうにもならなくなったら…
治る病気ではないので、安楽死を選ぶことになるでしょうが。

今のところはせっせと世話をして、可愛がっていますよ。

なんせそんな風に「恍惚の犬」なので、ウロウロ歩きまわってはちょっとした段差に阻まれて動けなくなって、
「助けてひゅーん」と鳴いたりしますが。

元々が無口な犬だったのでその「ひゅーん」ですら一大事レベルなんですけどね。

よく和犬(柴犬、秋田犬)は老後、ボケが始まると夜中中泣き叫んだり遠吠えしたりすると言われてますが。
それに比べたらボイスはやっぱり無口ですね。

なんとか食欲だけはあるボイスに少しでも元気になってもらおうと、餌を工夫中。

・鶏ささみを買ってきてゆでたものを1〜2本(指で割いて)
・キャットフード カップ2杯
・ドッグフード カップ1杯
・ささみの茹で汁 少々

コレに水を少し足してふやかして食べさせております(一日1〜2回<食欲の様子を見ながら)

何故キャットフードか?というと、ドッグフードに比べて少量でも栄養価が高いから。です。
もう、十分長生きはしているんですから。
あとは美味しい物を食べて少しでも楽しく余生を送ってもらおうと言うコンセプトでの餌です。

最後にボイスが元気だった頃の写真でも
きょうのわんこ No.1851