山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

荒川アンダーザブリッジ ヘアスプレー

実写版のテレビドラマ「荒川アンダーザブリッジ」をふとした偶然で見てしまった(夜中に目が覚めてTVをつけてみたら丁度やってた)のですが…

「これ、結構面白くない?」
この作品、本当に荒川河川敷を占拠して撮影しているんですねw
ワシ的にはアニメより好きかも<めったにない現実

アニメではテンポの悪さが気になって時々画面から注意がそれていたのですが。
実写版になると、画面の破壊力 ただそれだけでw目が釘付けになってしまいます(^^;

しかも、城田優とか、小栗旬とか、山田孝之とか。
ワシが嫌い(苦手)な若手俳優たちが、捨て身のコスプレ合戦をやってて。
何故かそのコスプレ状態(河童スーツとか星の被り物とかシスター姿)だと、まるっきりの演技派に見えちゃう、

コレで映画も作られるんですね。
ちょっと楽しみかも。
今まで使い手のわからなかった「ぬっち」こと、安倍なつみもこの世界では十分馴染んでて自然です。

「この実写版は色んな俳優の救済作品になるのかも?」という予感に満ちてますね。
ワシとしては、星さんはスネオヘアーであって欲しかったけどなあw

画面の破壊力」と言えば、ミュージカル「ヘアスプレー」のリメイク版を退院して療養中に見たんですけど。
コレも半端ない破壊力のある映画でしたね。

もともと、この映画の元ネタ。1988年製作の「ジョン・ウォーターズ版がダイスキなワシであるのですが。
この映画がリメイクされるまでの間、なんとも世の中は変わったのだなあ_との印象だったのですが。

本家ジョン・ウォーターズ版を正統に継承しようという意気込みが、主人公の母親を演じたジョン・トラボルタから伺えましたね。
みたいに太ってて、家に引き篭っている母ちゃん役を女装(と、特殊メイク)で演じているのに。
物語が進むにつれて。
ジョン・トラボルタ母ちゃんの愛情、魅力たっぷりの女性であることがどんどん伝わってきて。

最終的には、何故彼女が夫にこんなにも愛されているのか?夫を興奮させることが出来るのか?がよくわかってしまう(キュートで愛らしい女性にすら見えて来る)というマジックが起きてしまうんですねw
いやはや、恐ろしいけど事実ですのよ