山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

入院ライフ 四日目〜七日目

という訳でワシのドレーンバッグ(ポシェット入り)とのお友達生活が開始。
最初は鮮血だった内容物もどんどん黄色味を帯びてきて、傷の治り具合を実感してました。

術後のワシが思いの外元気という情報が周囲にも行き渡り(ーー;親戚やら友人やらが次々にお見舞いに来てくれてすごく楽しいワシの入院ライフ(^^;
普段、田舎に引きこもって暮らしているので、こんなに毎日贈り物を頂いたり、久しぶりに会いに来てくれる人とか続々だと刺激がありすぎて目が回りそうでしたw

見事なセンスのいい豪華ブーケを届けてくださったMさん、美味しいメロンを持ってきてくれたYちゃん。
みんなみんなありがとー(´;ω;`)ブワッ
ミカボは結構愛されてたんだなあ(今更)

そんな中、意外なお見舞い客も来てくれましたw
初号機の友達のレトルトくん(二十歳工学部2回生男子)
「帝(みかど)さまー(彼はワシをこう呼ぶ。ミカボでは馴れ馴れしすぎるそうだw)お見舞いに行っていいですか?」
と聞かれ、

「ワシ、今、ノーメイクでノーブラで髪ぼさぼさで一日中パジャマだから、見られたら恥ずかしい…」
と答えたら、
「じゃ、遠慮します…(´・ω・`)」とか言うので、
「いや、なにかのついでに立ち寄ってくれたら嬉しいよ。来てほしい気持ちもあるけど恥ずかしい気持ちもあるのだ。おばちゃんの気持ちは複雑なのだ」
と正直に答えたら。

本当に来ちゃったよ、レトルトくん!w

途中で大雨に遭遇しながらも博多阪急の地下で有名店のおいしいお菓子を買ってきてくれて、わざわざお見舞いに来てくれたよ!(・∀・)
嬉しくて大歓迎するワシ。

同室の皆さんもビックリ。
「普通、娘さんのタダの友達(つまりステディな関係ではない本当に普通の友達)がお母さんのお見舞いには来ないよ?」と後で散々言われてしまう。
特に年配のミヨコちゃんとタカコちゃんはレトルトくんの優しさに大感激。
「イマドキそんなココロの優しい子がいるのねーっ。貴重すぎるわ!」と大絶賛。
「いい子でしょ?」とニヤニヤしながら自慢するワシ(ワシの息子でもないのにw)

でも、初号機のサークルの友達みんな可愛いんだ。
愛すべき子供たちで、みんないい子なんだお。

「なんでお宅の娘さん、レトルトくんと付き合わないのよー!あんないい子だったらコッチから頼んで娘と付き合ってもらうわよ!!」
と言われてしまう。
まあね。二人とも、小学生みたいなキャラだから。
男女関係なくきゃっきゃと突っつき合って笑い合っているのが楽しいんですよ、多分…
としか答えようがないワシ…(ーー;

すごく二人とも呼吸がぴったりで会話のテンポとかもしっくり来るから、ワシ的には、
「なんでこの二人、付き合ってないの??」と不思議な気持ちもするんですけどねー。
二人でまんだらけで買ってきた仮面ライダーベルトを装着して交代で変身ごっこをしているとか聞くと、「大丈夫か!?」と思いますけどね…まあ、楽しそうで、仲がいいから…いいんじゃないですか…?