山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

SAWAO vs YOUNGSTER その1

行ってきました〜。山中さわお主催対バンイベント「SAWAO vs YOUNGSTER
大阪から始まりまして、福岡はこの対バンツアー二日目であります。

お天気は生憎の
会場についたのに、誰もいないw
「ちょっと表を見てこよう」と思ったらBe-1のお客さんがイッパイ並んでました。
「うわー、客層が違う!」(アタリマエ)
と、感心しつつ、Sonの階段下(DRUN Sonはビルの三階)におりましたら、隣の民家(木造モルタル二階建て。蔦と苔が壁を覆っているよなトタン屋根の昭和住宅)のひさしの上に親子の猫がいるのが見えました。

雨が降っているので雨がかりしないひさしの上に乗って親子三匹が元気いっぱいに戯れ中。
可愛かったので写真を撮っていると階段の上からおっさんが下りてくるのが見えました。
和柄のアロハシャツ姿。
「イマドキ和柄のアロハシャツ…」と見たら、ベースの鈴木淳さんでしたw

超至近距離ですれ違ったのですが、予想通り、なんのトキメキも驚きもなかった(スマン
「あ、淳」と思いつつも写真を取り続けるワシ…冷血人間ぇ…

そんなこんなしているとボツボツとバスターズも大集合。
チケットを譲ってくださったTさまともお会いできていよいよ開場。
ちらほらとピロウズのライヴで見かける人も居ますが、「え?こんなファンも居るの?」と思うような珍しいタイプの方もいらっしゃいます。
「いつもと微妙に客層が違う」と思いつつ入場。
会場となりの駐車場の中に荷物は全部おいてきたので手ぶら。
ポケットにはチケットとドリンク代の500円だけ。首にはトモフスキーのにゃおる(着てた服の色とコーディネイトしたのでこんな事にw)

開場から30分で開演(
まずはさわおがプラスチックのカップ片手に現れてお客さんにご挨拶。
最前列3列目だったのでカップから湯気が立っているのがよく見える。
焼酎の湯割りか?

好きな若手バンドとツアーに出られて嬉しいとか。若いバンドを潰すために夕べは塩分の濃い物を食べさせて今日はむくませようと思い、ラーメンを「オレはいいからみんな食べて食べて!」とおごった。とか、何を思ったのか気を利かせたゴマちゃん(カミナリグモkey.)が餃子のタレを小皿に注ぎ分けている最中に、淳のスマートフォンにもつぎわけたとか。そんな話をご機嫌で話しておりました。

LOVE LOVE LOVE

トップバッターはLOVE LOVE LOVE。
大阪公演を見たYさまが、「LOVE LOVE LOVEが良かった!」とおっしゃってたので、開場の時もお店の人に「誰を見に来られましたか?」と訊かれて、「LOVE LOVE LOVEです」と言ったくらいだ(えへんえへん)<威張るところ違う…

音源の印象ではスピッツっぽい?という感じでしたが。
いやはやー。なんのなんの、どーしてどーして。
むちゃくちゃROCK
POPでROCKでがむしゃらな感じが、ええですね〜〜〜*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・*

透明さを保ちながら、汗臭い、泥臭い感じもある(中学校の陸上部的な〜?)
若者とは思えないその体型(腹が出ている)から繰り出される暑苦しい芸風も非常に好印象(ワシ的には)でした。
この一生懸命さ加減嫌いじゃない(好物)

ボーカルベースの寺井くんは、さわおに初めて会ったとき、
ハイブリッドレインボウと確かめに行こうが好きですっ」と言いながら(酔っ払い状態で)自分たちの音源を手渡したそうです。
その寺井くんいわく、
「僕の高校時代は暗黒で、真っ暗闇だったんですけど、そこでピロウズハイブリッドレインボウを知って、僕の闇に一筋、光がさあっと差し込んできたんですね…」

なるほど、キミもピロウズに人生を救われたバスターズだったんだね(´・ω・`)
一緒にツアーに出られて嬉しいと。
また九州に来たいとおっしゃってましたよ。

音楽的にもワシの大好物系のPOPでROCKで。
パワーPOP的で。非常に好ましいです。
ずーっと踊っていたので、ちょい筋肉痛ぎみw

「アナタと見たいものがある、アナタに見せたいものがある」という歌詞の歌では不覚にも落涙
この必死さ加減。確かにピロウズ直系かも。
洗練やオシャレとは程遠いバンドですが、こんな等身大のバンドがあってもいい。

〜明日に続く〜