山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

乳腺専門医を訪ねるワシ

実は胸にしこりが見つかって、専門病院がタマタマ仕事場の隣にあったので、行ってみました。
恐怖のマンモグラフィ
人生50年で初受診…

実はうちの夫が昔、「胸にしこりがある」と言って大学病院にマンモグラフィを受けに行った事があるんですよ。
男性の乳がん患者も極少数とは言え、ちゃんと実在するのです
その経験から夫が「痛いよ〜痛いのよ〜」と言ってたのである程度覚悟はしてましたが…

たまたまの偶然で、予約もしてないのに予約患者さんの隙間を縫って、
さくさくっとマンモ初受診しました。

【結論】
マンモグラフィは噂通り痛いです!

間近で生まれて初めて見たマンモグラフィはなんだかロボット?な佇まいでした。
油圧式のシリンダーやケーブル、ロボットアームの先にレントゲンを装備して、
操作する技師さん(女性)の華麗なステップの指示(足元にコントロールボタンがある)に従って、自由自在に動きながら写真を撮ってゆきます。

計6枚の写真と超音波検査、ドクター(女性)の触診と問診があって、しめて3380円でした。
自覚症状のない「検診」だと9千円近くかかるようですが、「しこりがあって…」とヒトコトいうだけで市の補助が出てこのお値段になります。

ワシの診断は…
来週細胞診をやるので、その結果待ちです。
悪性の腫瘍の可能性があります」
と言われたので、動けるうちにいろいろな家庭内の懸案事項を片付けようと、市役所に行ったり、DIYに行って日よけを買ったりして帰ってきました。

帰ってきて、夫にその旨伝えると、
みるみる夫が弱って行きます…
ドコの家庭にもある小さな不幸ですが、夫を弱らせるには十分だったようです。

「ミカボ、ドコにも行っちゃダメ。傍にいて」

と夫が言って抱きしめられた時にはさすがに涙が滲みました…