山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

親子三人古湯温泉旅

久しぶりに自宅から一番近い歴史ある温泉「古湯温泉」に行ってまいりました。
最後にこの温泉に行ったのは、初号機がまだおむつを着けている頃でしたので、もう…18年ぶりくらい?w

どうしても温泉というと、大分、熊本が本場で。
格安で最高のかけ流し湯が山ほどあるので、ついついそっちに出かけちゃって。近場はとんとご無沙汰でした。
ふと、思い出したので「じゃあ、行ってみるか」と親子4人の休みが重なった土曜日に出かけることにしました。

ところがなんと、ここで弐号機が「友だちがあそびにくるかもしれないのでワタシは行かない」とか言い出しまして。
えっ!? ( °o°)
と驚いたものの、「まあ、親より友だちと一緒のほうが楽しい年頃か」と諦めて。
お留守番を任せて午後から出発しました。

電波時計の発信アンテナがある山の横をすり抜けて、峠道をくねくねと登って降りれば、
「ん?なんか道が変わってない??」
見たことのない立派な橋が架かっております。

「ここってこんな感じだっけ?」

昔、撮影に来た事もある場所なので、
「あの時はああだったこうだった」とか「あの時はマンションの隣の家の子供をモデルとして借りた」
なんて話をしながら移動してたら、
「アレ?人造湖??」

いつの間にか巨大な人造湖が出来てて、どうやらダムを建設中の模様。
村の人達もみんな高台に移住しててどの家もピカピカの豪邸。
お寺も神社も高台に引越して、お墓も全部綺麗な御影石で統一されてて陽光に照り映えております。

整備された道を走るとやがて建設中のダムが見えてきて、その巨大さにビビる親子。
「建設中のダムって初めて見たわー!」と全員で喜ぶ(単純…)
ダムを見ながら更に下ると旧道に出て、レトロな街並みの古湯温泉着。

十数年前はもっと趣きのある昭和の面影のある街並みだったはずなのに…
久しぶりに訪れた古湯温泉は少し寂れたシャッター街の眺めになっておりました(´・ω・`)

それでも温泉は湧いてます!
「古湯温泉館」(旧名・古湯温泉センター<コッチのほうが昭和っぽいネーミングで好きなんだがw)
二種類の異なる源泉から引かれた温泉が「英龍泉」「徐福泉」として二つの浴槽で楽しめます。
片方はぬるくて、片方はやや熱め。

二つを行き来しながら温まったり冷ましたりを繰り返していると、何時間でも入浴できますw
温泉の入口にこんな言葉が書かれたのれんが掛かっているのですが↓

「母親の胎内のような泉温!!古湯温泉館」

なるほどー(・∀・)
ココで夫と別れて初号機とワシは女湯へ。中は20人ほどの人生のベテランのお姉さまがたが楽しそうにキャッキャと入浴中。
中国から5000人の少年少女と共に「蓬莱」目指して旅立った徐福が、湯守として働いてたという伝説の残る古いお湯。
堪能いたしました(^^)