山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

天国商法

昨今、CM等でT.REXの曲がかかると非常に違和感を感じるのはワシだけでしょうか??
(今はJRAのCMで「テレグラム・サム」が流れる)

だって当時(1972年頃)T.REXを好きな人って、「そんなうすっぺらいものはロックじゃないよpgr」と、凄く差別されてた記憶がありますw
ていうか、そもそも当時の大半の人はT.REXを知らない。
でもいつの間にか、T.REXQUEENだって、「ロックの王道」「ロックの正義」として定義付けられている気がします。

「いつの間にこんな事に?ハテ??」とリアルタイムを知っているものからしたら、不思議な気持ちでいっぱいです。
「死後、価値が上がる」って事っていっぱいあるんですよね。
(現にQUEENだって、80年代半ば頃は「唾棄すべき腐ったロックバンド」の代表格だった<反アパルトヘイトキャンペーンソング「サンシティ」で、「オレたちゃ頼まれたってサンシティ南アフリカに実在した白人専用保高級リゾート施設)なんかで演奏なんかしねえぞ!」と歌われたせいで、そのサンシティで繰り返し?演奏してたQUEENは血祭りに挙げられてた)

そんな事を田中スーちゃんの葬儀の様子を見ながら思いましたね。

ここの一家は若くして死んだ夏目雅子でも延々商売しているので、まあ「家風」?「血筋」??なんでしょうが。
妻を亡くしたばかりの夫が、カチンコ切りながら、
「<B>カーーーッ!!</B>オケッ!」
て泣いて叫んでいるのを見て、「……」と微妙な気持ちにさせられたものですが(微笑)

まあ、この旦那が良かったんだよね、スーちゃんは。
自分大好きで人前で演技することが大好きそうなこの旦那が。
他の女性とその子どもから奪うくらいに好きだった…
愛情があったかどうかなんてのは、「ランさん、ミキさん、本当に貴女達のことが好きでした愛してます」と言った割には夫に関しては、
「カズさん、お願いね」と言っただけなので…さすがに推して知るべしですが。

なんかもう葬儀の段階で、メモリアルブックとか、田中スーちゃん基金とか、CDメモリアルBOXとかDVD BOXとか、カレンダーとか双六とかDSのゲームソフトとかになる予感が満々過ぎて。
思わず(´Å`)<こんな顔になってしまいますが…

まあ。スーちゃんさんも、「歴史に残るような大女優になりたかった」んだろうから。
この誰かが書いた絵に乗っかったって部分もあるんだろうなあ、と。
黒いワシは思う。