山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

龍を飼う

<a href="http://takedanet.com/2011/04/47_afa2.html">汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ</a>
日本の気象学会は正式に、風向きによる放射性物質の飛散予測状況は発表しないと決めたよう
(<a href="http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY201104020166.html">放射性物質予測、公表自粛を 気象学会要請に戸惑う会員</a>)
なので、ワシら国民はこのドイツとノルウェイのシミュレーションサービスだけが頼りです。

原発から毎日放射性物質ダダ漏れは続き。
いつまでこの状況が続くのか?
その間、国民は放射性物質に晒されっぱなし。

最近、小さな子どもを見かけると申し訳ないような気持ちになります。
バブル崩壊以降、キュウキュウに困窮している日本の姿しか見せてない」
「なのに、こんなお荷物(事故物件な原発)のお世話を自分の世代だけでは見きれなくて、子々孫々まで負わせる事になってしまった」
「平和で安全に暮らせる日本国はもう無いのだ」
と思うと自責の念にかられて、
「なんであの時、団塊の世代を一人一◯でヤッテおかなかったのか!?」と物凄い後悔の念にかられるのです。

いや、絶対数が違うから、「一人一◯」じゃ間に合わないんだけどね。3殺くらいじゃないと<不謹慎

子供の頃からなんとなく、「今も将来も団塊の世代には酷い目に遭わせられるんだろうな」という予感は持ってて。
民主党政権になった時も「ああ、日本は終わりだ」と思ったものですが。

まさか、こんな形で終りが来るなんてヽ(゚∀゚)ノヒャッハー☆
国民は何も知らないままシネと言われる。
目隠し、耳栓で暗闇の中をソロソロと歩かされる行進。

ここまでマスコミも東電もクソだなんて。
大昔から知ってたはずなのに、改めて現実として突きつけられるとやっぱりショックでしたね。

そんな中、昨日のNHK教育で放送されたETV特集<a href="http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2011-04-03&ch=31&eid=27677">「原発災害の地にて」
</a>
今、この日本で起きている原発事故の影響で流浪する人々を取り上げたドキュメンタリーでした。

吉岡忍とか好かんが、対談相手の玄侑宗久さんのご意見は、本当に3月11日以降、初めてテレビで「まともな人の話を聞いた」気がしました。
「仮住まいの下で龍を飼ってはいけない」
この龍のお世話を孫子の世代に押し付けてしまった私たち…