山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Dichtenデモ1の事

そんな、新生Dichtenさんに生まれ変わって早や1年。
昨日のDichtenは渋谷で久々のライヴだったようですが。
豊川めいさんバンドとしてのお披露目もあったようですね(全てが伝聞…w)
そして今回驚いたのが、このバックバンドとして出てくるDichtenさんのベースは伊嶋啓介さんでしたのね。
この伊嶋さん(ワシのバスターズ友の若い女性が「伊嶋さん、ルックスが素敵」と申しておりました<いや、もちろん「プレイも素敵」という大前提がある上での事ですよ)、teruru...の二代目ベース(つまりヒライハルキ現TheBirthdayの後釜)だった方なんですよね。
(ちなみに現Dichtenのベースは徳茂孝允さん)
一体、どういった経緯で伊嶋さんがteruru...を脱退することになったのか事情を全然知らないワシとしては、「へーえ!」な出来事であります。

teruru...脱退後、音楽武者修行を経た伊嶋さんと共演するDichten。
どんな感じだったんでしょうね?
昔は同じメンバーで同じ釜の飯を食べた仲で。友だちでもあった人と、数年ぶりに一緒にプレイするってなんかスリリングな事じゃないですか?
「友だちだけど本気勝負!」みたいな?(妄想)
色々と興味津々!であります(・∀・)<おばちゃん、物見高い…

おっと。
話がまた長くなりそう(老化現象)ですね。
とっととDichtenさんが去年の3月にリリースしたDEMO1の話を始めましょう。

01.「口笛」
実はコレを最初に聞いたとき、「なんでDichten?teruru...でもいいじゃん」と思ったのですね(正直な話)
しかし、確かにteruru...時代の我が身を切り刻むような歌詞とは全く違います。
非常に明るい方に顔を向けようとしているとでも言うのか?
音楽的な差異はまだよくわかりませんでしたが、確かに何か違うものが芽吹こうとしている予感のようなものは感じます。
そういった意味でも、まさに早春の歌です。

02.「新声の響」
嵐の予感。
何かエネルギーが渦巻いて突破口を探しているような曲調に緊張感が漲ってて「おお、teruru!」と思います。

が。w

なんとこの歌詞が明らかにteruru...との。あるいは、自分の少年期との決別の歌になっているんですね。
震えながらも決然と新しい世界への一歩を踏み出すDichtenの姿に感動すら覚えます。
まさにバンドソング。