山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

近視眼的極小世界観

今期アニメは鬼ハズレー(ドンドン)ですな。
試しに録画して見てみましたが。

フラクタル」はジブリアニメへのオマージュつーか、パロディ?ネタとして見るのが正解なんだろうけど。
あまりに「不思議ちゃん」が過ぎて気味が悪いです。
いきなり音痴な歌を歌い出すキャラって…キチガ◯ですか?(ーー;

ワシはゲーム「ぷよぷよ」の敵キャラ「ハーピー」(♫はらほろひれはれ??♫と歌う妖怪)を思い出してゲラゲラ笑ってしまいましたが。
まさか、作り手は本気じゃないですよね?

アニメとしてはよく動いてますが、まさか初回で動きすぎて来週から紙芝居になるとかいう事はないですよね?w
でも、SFというにはあまりにもトンチンカン。
設定とかよりも人と人とのやりとりがあまりにも現実離れしすぎてて、そちらの方に濃厚な「SF度」を感じずにはいられません。

…まあ、今の若者には世界はこんな風に見えるって事なんでしょうね(多分)
なんとまあ、索漠とした世界な事か。
実は人と人とのやりとりなんて、こんな機械仕掛けみたいなものじゃなくて、もっとニュアンスに満ちたものなのにね。
そこが決定的に理解されてない。

※息子が「集中したいから接続を切る」と、仮想空間上の両親に告げるシーンにその表現は顕著に出ていると感じる。
現実の親だったら、「ふふふ、今夜はお楽しみね♫」ていどの軽口は叩く。
「親に秘密ができるお年頃よね」とかw
その辺りの「現実の手応えのあるやりとり」が無ければSFはただの空疎な絵空事のやりとりとなり、説得力のないおはなしに陥ってしまうのだ。
わかってねーなー(と、ワシは思うよ)

そしてこなた「放浪息子
まさかこんな話だとは知らなくて、見てビックリ。
主人公は性同一障害。
隠れて女装しているんだが、中学校に入ってみたら、男装して登校する女子クラスメイトがいてビックリ__というのが第一回の放送。

「こりゃあ石原都知事が規制したがるわけだよ」
発見がありましたw

つまりコレははるな愛とか佐藤かよとか椿姫彩菜とか楽しんごの厨房時代のおはなしですよ。
コレをピュアでセンシティブな話と捉えるか。
「タダの特殊な病気の人の話」と捉えるか?で評価は分かれそうですね。

そしてこの初回のエンディングで思わず「サイテー!!」とワシが叫んだのは、主人公が「むせい」で「せいつう」を体験するシーンです。