山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

名盤認定

そういえば、「HORN, AGAIN」ワシは絶賛熱烈に毎日ヘビロテ中ですね!
このアルバム凄くいい!
曲順、アレンジ、歌詞。全てが似つかわしい。
さらっと聴けてあっちゅーまに終わるアルバムなのに、なんか聴くと元気が出る。
ピロウズの王道ロックの真骨頂!って気がします。

実は「OOPARTS」に熱をあまり感じなくて(ライヴは凄く良かったのに)
どうも、あのシンクロツアー、武道館と「いまひとつ」な印象が拭えなくて。
「OOPARTS」を最初に聴いた時も、「ああ、こんな感じのアルバムがこの後三枚も続いたら、ワシはもうピロウズのCDを買わなくなるのかもしれないなあ」と感じたんですね。

バンドというものには終りが来る。
いつかは輝いていたものも色あせて、情熱も消える。
「それがついにさわおをも捉えたのか!?」とチラッと思ったんですね。
でも、考えて見れば、20周年、シンクロツアー(福岡公演では「今日は、父の日ですか?」と超ゴキゲンさわおだったし)、武道館とお祝いモードでちやほやされて。
すっかりその状態に満足してたさわお
そりゃ、作るものがつまんなくなっても仕方ないですよね。

なーんて思ってたらw
案の定、さわおの怒りの火種はくすぶってて。
シンクロツアー福岡公演の時も、「がんばれー」と声をかける若い女性やら(本人に悪気はなかったので致し方ないのですが)
チャトモンに向かって「さっさと演奏しろー!」と失敬なヤジを飛ばす若い男性客なんかが既に居たので。
「事件の芽」は既にひょっこり顔を出していたって事なんですよね。

本来なら(シンクロツアーの時もそうだったように)ぬるくスルーして、ショーの進行だけに神経を配ってやり遂げたらいいんでしょうけど。

でも、そんなスルー能力が高いだけで大人になっちゃって、作る作品が面白くない山中さわおになったのだったら、正直、ワシは離れていくのになあ。
と、言う事をうっすら感じていたので。

さわおの怒りを爆発させてくれたOOPARTS大阪公演二日目の無礼な客数名、まさにグッジョブ!!」
と褒めて遣わしたいwですね(^^;
軌道を外れかけてた(?)ピロウズを、堂々、その本来進むべき道に押し戻してくれた。
感謝感謝♫<酷いファン…