山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

春ですね

春の陽気に誘われて、海岸に散歩に行ってきました。
海岸はこんなにいいお天気なのに、見渡すかぎり湾曲した天然の砂浜にはひとっこひとり居なくて。
波は荒いけど沖を渡る漁船もプレジャーボートも気持よさそうです。

海岸では割れた透明のピンクの桜貝を拾ったり。
巻貝や二枚貝のきれいな貝殻、角が取れて白っぽくなるまで砂と波に磨かれたビーチグラスを拾って遊びました。

ボイスはかつてアレほど波打ち際を怖がっていたのに(足元の砂を波にさらわれる感じが恐ろしいらしい)、今や足元に波が来ても平気で足を濡らしながら歩いております。

「…年をとったらもうそんな事、どーでもよくなったのか?」(ーー;
ま。人も年々変わるけど、犬も変わるって事ですか。
だんだん潮が満ちてきたので砂浜から上がって駐車場に戻ります。
サーファーのためのシャワールームを経営しているお店のラブがボイスを見つけてバーバー吠えています。
(ボイスはいつもの通り、知らん顔<聞こえてないだけかも?)

弐号機を連れていたので、「帰り道、イタリアンレストランでパンでも買って帰るかなあ」と思ったのですが。
冷静になって我が身を見れば、すっぴん&ジャージw
財布は持っているものの、完全に犬の散歩モードでした。
「高級店にこの格好ではさすがにマズイ(たとえ地元民でも)」
と思い直して立ち寄るのは断念。

中学校の前を通って帰宅しました。
「中学校にちゃんと通える?」と弐号機に尋ねると、
「通えるよぉ」と澄まして応える弐号機。
この前産んだと思ってたのになあ…

初号機は朝から自転車に乗って中学校の時の友達の家に遊びに出かけてたので、お昼ごはんは親子三人。
すると、ご飯を食べ終わった後、
「自転車に乗って本屋さんに行っていい?」と弐号機が訊いてきます。

一番近い書店までもウチから6キロほどあるんですがね(^^;
しかし、自分の身を振り返ってみれば、ワシは子供の時から行動的な子供で。
8歳ぐらいからひとりで電車に乗って行きたいところに勝手に行っちゃうような子だったのでw
「もう12歳なんだしヨカロウ」という事で許可しました。

するってえと、子供ふたりがいなくなった家の中って静かでねえ(苦笑)
弐号機が帰ってくるまで、夫と二人こたつに入ったまま、
「子どもが居ない家庭ってこんな感じ?」
「寂しいわね?」と言い合い続けてました。