山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

モンスターロックのインタビュー2/1 1

・(FCイベントでのSwanky Streetを流しながら)ピロウズにとってライヴとは?

さわお
「多分、普段の感情のグラフみたいなのが全部上がっているというか。楽しい気持ちも、悲しい気持ちもその歌を作った時(の感情)を思い出しているというか…そういう感情的に(なってしまう)」

シンちゃん
「口では言えなけど二十何年かずっとピロウズの前からも含めて、高校生の時からなんかやりたくて(バンドを)やってたんで。何かがあるけど何かはわかんない。面白いとは思うんですけどね」

真鍋代表
「全身が粟立つって感覚はやっぱりステージでしか…もちろんスポーツとか映画とか見て、それに近い感情が起きることはあるんですけれども」
「本当に全身が粟立つ興奮はやはり、ステージでしか味わった事はないですボクは」
「僕ら世代のミュージシャンはライヴがやりたくてバンドやったってのが殆んどだと、入り口が」
「レコーディングしたくてバンド組んだなんて話をボク世代では聞いた事無いし。とにかく、ライヴをやってみたい。バンド作ってライヴ(の日を)決めて、そこに向かって行く作業すべてが楽しい。リハーサルだとか、チラシを作ったりだとかチケットを売ったりだとか」
「そういうスタートラインの感情みたいなものが、今も変わってないんじゃないですかね?だから、一生懸命必死でアルバムを作ってるのもライヴやりたいが故にって所もあると思いますね」

・音楽の原動力は?

シン「お客さんがいるからやってこれたって部分はあるんじゃないですか?例えば変な話、『ライヴやります!』って言って、お客さんが一人も来ない、もしくは10人ぐらいっていうライヴを毎回やってたら嫌になってくんじゃないのかな?だから、お客さんがいるから出来ているってのがあると思うんだよね…嬉しいしさ」

さ「16?7でさ、まだライヴ慣れしてなくて。他の周りはピロウズのTシャツ着て、タオルも巻いてリストバンドもして空気読めているっていう。それが初めてロックのコンサートに来て、Tシャツ着てないし、ちょっと浮いているような、男の子。でも、その子はすごくピロウズ大好きで、その子にとって大事な曲をたまたまやった時に、泣いたりしているのを見ると、凄く、心が動くよね」
「影響されるというか…特に、自分を思い出すのかな?昔の」