山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

永遠に届く仕事

最近CSを見ていると「固め打ち」の状態で韓流が勝手にガンガン流れてくるのでウンザリなんですけど。
でもその後に日本人が出てくると心底ホッとするので。
「なんだよ、ジャニっ子ですら韓流よりマシって事かよ」と改めて気付かされるワシであります。

昔、日本の音楽業界って大豆産業(豆腐とか納豆とか)と同じ程度の売上って聞いたことあるんですけど(20年くらい前w)
今はどれくらいなんでしょうね?
アレからとんとCDは売れない時代になったし、音楽シーンの盛り上がりとは反比例して売上は縮小傾向にあるような気がします。

そんな中でのこの韓流アイドルの反乱(?)騒動。
一番の原因はやっぱりギャラの問題なんでしょうけど、この騒動で知ったことで一番驚いたのは、
「韓国の音楽産業自体規模が小さくて日本の30分の1程度」
という事ですね。

「なんだ、ソレじゃギャラが日本人アイドルの30分の1でも仕方ないんじゃないの?」
ナチュラルに思ったワシは鬼ですか?
だって、日本での活動を始めたばかりで日本のトップアイドルと同じギャラをもらえるが当然だとでも思っているのなら、それは相当な思い違いだと思うんですけど…

とかなんとか思いながら、寝る前に今月号の音楽と人のインタビューを読みなおしては、
「なんて美しい志なんだろう」と改めて思うワシ。
そういえば、年末にやってたperfumeの東京ドーム公演のドキュメンタリーも感動的でしたね。
思わずワシ落涙(鬼の目にも涙)

音楽に自分の身を捧げるという事。
自分も観客も幸せにしたいという気持ち。
その意志を完全に実行するためにはエゴは二の次三の次。
より自分たちのやっていることを純度を上げることに己の全てを捧げる人達の姿というのは、やはり感動的です。

きっとそうやって作られた音楽は、時代が過ぎて世間的には忘れ去られる日があっても、誰かの心に残って何十年経ってもその唇に乗る日も来るんだろうな。
などと、年に似合わないおセンチな事を考えてしまうワシ。

なーんて書いていたら、なんとiTunesではもうピロウズの新譜「HORN,AGAIN」が売りだされているじゃないですかーー!?
ちょ、そのフライングは無いんじゃないのぉ??