山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

コモリ正月

・このお正月はニコ動で散々※「まお動画」
(※アメフトやっている男子大学生まおが、深夜にたった一人でモノマネをしながらホラーゲームをやり続けているという実況動画。変なコメントや、恐怖のあまり人格が崩壊していく様子、ゲームの謎解きにちっとも向いていない体質などが顕になった、「水曜どうでしょう」と「ゲームセンターCX」が合体したような素人動画である)
を見ては家族で爆笑して過ごしましたな。

おかげでホラーゲーム熱が再炎。
久しぶりにバイオハザードをやったりして<影響されやすい人たち

でも、あんなに怖がる人も珍しい。
操作があそこまで下手なのも珍しい。
バイオハザードで壁に沿った斜め走りしか出来なかったワシですら、「まおよりマシか」と思えるクォリティ。
ボキャブラリーが豊かなんだか貧しいんだかよくワカラナイのも面白い。
テレビよりよっぽど面白いので、正月番組は一切無視してニコ動見てましたね。
まお、可愛いよ、まおw

・正月三が日延々大雨が降っていたので、休みの日くらい近場の温泉にでも出かけようかと思ってていたけど、この大降りではドコにも行く気にならず、出勤以外一歩足りとも、買い物にすら出かけませんでした。

そんな中、思いがけない放送が。
「日本ロック10時間一挙放送」(VMC<CSの音楽チャンネル)

何気に見始めたら貴重な映像が色々あって。
ソレこそ世良公則とツイストあたりから放送が始まって。
「ぎゃはは、怒髪天の元ネタ!でも当時は大嫌いだったなあ」と夫と爆笑しながら見始めたら。

コレが面白くてねー(マジ)

日本のロックが様々な模倣から始まり、やがてはオリジナリティを獲得して行く過程が良く分かって、純粋に面白かったです。
先日、NHK-BSでやってた歴史捏造番組とも全く違う。
手加減なしの、手心無しの、当時の素材をそのまま出すという形での歴史の提示の手法の中に、VMCの、「スペシャとともに日本ロックの歴史の一旦を担って来たのだ」という強烈な自負心も見えて、心地良かったですね。

曲順や選曲にVMCの日本のロックの未来に対する強烈な希望が見えて、感動的ですらありました。
MCや解説、字幕がなくても、ただ、素材を並べるだけで力強いメッセージが出せるものなのだと改めて知りました。
そして改めて「神聖かまってちゃん」スゲー。と思いましたよ。