山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

初恋の行方

実はワシ、中学生の時から熱狂的なブライアン・フェリーのファンでありました。
変な中学生ですね。
当時、何を考えていたのか?と申しますと…
多分、「見たことがない大人だったから憧れた」と思うんですよ。

しかも、音楽性が最高だった(過去形!?)
イーノがいた時代の「頭がおかしい系先鋭POP」も大好きだったし。
イーノが抜けたあとの「黒人音楽への白人からの回答」とも言える独特の音楽世界がスゴーく好きでした(過去形!?)

当時、日本には優秀な日本語ロックがほぼ存在してないように思えたので(今にして知れば。モップスとか色々いたんだけどね。当時は情報も少なかったし)

その後の更に進化した、「大人のロック」みたいな息苦しいまでに創り上げられた「アヴァロン」以降の音は…
実はそんなに好きじゃないw
「アヴァロン」は好きだけど、それ以降は全部同じに聴こえるのであまり熱心なリスナーとは言えなくなってます(告白)

とりあえず、当時(1970年代)は妙ちきりんな頭がおかしい音楽をやりながら、労働者階級出身のコンプレックス丸出しで、タキシード着てドジョウすくいを踊りながら破壊されたメロディを歌うという、彼のキャラクターが好きでね。
憧れたもんです。

そんな彼の新作がリリースされたそうで。
もうその程度の認識w
「そういえば、個人的な動向は離婚騒動以来チェックしてなかったな」
と、目の前の四角いハコでちょっとチェック&驚愕Σ(゚д゚|||)

思いも掛けない形で、ブライアン・フェリーって「時の人」になってたんですね…
いや、正しくは「時の人の父親」って事で有名に…

15歳も年下(ワシと同い年だー)のルーシーと結婚してた時に出来た4人の息子の長男「オーティス」が悪名高い市民活動家(?)になってなんですね。
しかも「イギリスの伝統的キツネ猟を守る会」みたいな活動を過激にやってて。
トニー・ブレア首相(当時)の家の窓に勝手にステッカー(キツネ猟大好き!みたいな?)を貼ろうとして検挙されたり。
キツネ猟禁止の区域で勝手にキツネ猟をやってはその様子を隠し撮りで撮影していた動物愛護家(女性)のビデオカメラを強奪&破壊&暴行(きゃー)
なにかとお騒がせなセレブ(ーー;のようです…

しかもルックスが頭が悪い&ヘタレ丸出し…ブライアンの出来の悪いコピーそのもので…