山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ニ・ニ・ニ・ポン・ポン・ポン☆

例のチリの炭鉱落盤事故の救出作戦、丁度テレビを観る時間だったので漠然と見ていたら、疑問が湧いてきましたよ。
助かる炭鉱マンの皆さんが、
「チ・チ・チ・リ・リ・リ!」とシュプレヒコールを上げて、そのまま国歌斉唱に突入するというシーンが見られたのですが。
ソレを見ながら、
「日本だったら『ニ・ニ・ニ・ポン・ポン・ポン☆』のシュプレヒコールの後に『き??みぃ??が??あ??よ??お??わぁ??♪』になるかな?いや、ならないな」
とか思っていたら猛烈に寂しくなりましてw

「じゃあ、この場で何か歌うとしたら、何を歌いたいか?」
と疑問が湧いてきました。
丁度TL上にいたので、周りの人に訊いてみたですよ。
「この場で歌う曲があるとしたら、何だと思う?」ってね(暇)

帰ってきた答えは以下↓
美空ひばり
井上陽水
SMAP
吉田拓郎

__んー、ワシも考えたけど、日本人が共通認識として知ってて歌える歌ってもしかしたら、「アニソン」なんじゃないかしら?
「老いも若きもみんな等しく知ってて、歌える曲」
という結構高いハードルをクリアできるのって、実はアニソンなんでは??
と考えた次第。

普通はさ、国歌とかなんだろうけど、日本人、国歌をちゃんと歌ったことがないって人も結構いるみたい(北海道辺り?)だし。
第一、あのような現場で「喜びを伝える雰囲気」にならない曲調ですしおすし>「君が代
いや、ちゃんと唄えばイイ曲なんですよ、「君が代」も。
なんとも日本的な意味不明のメロディがまさに「辺境の歌」って感じで、エスニック&エキゾチックで、声を振り絞るような発声も「日本古来の歌唱法」という感じでなんかシビレルものがあります。
あの映画「攻殻機動隊」のBGMで流れていたような発声でユニゾンで歌うと、呪術的な感じもあって、結構奥深いぞ。

いや、語りたいのは「君が代」の事じゃない。
老いも若きも声をあわせて元気いっぱいに歌える歌って日本人には「アニソンがあるじゃないか!」って事ですよ。

鉄腕アトム」とかだったら歌詞も良いし(谷川俊太郎だぜ!)日本人だったらあまねく歌える。
なんなら「さんぽ」(「トトロ」の歌・作詞は中川ぐりぐら李枝子)でもいいぞ、元気出るぞ!!

…日本にアニソンの文化があって良かった(^^)