山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

産業ロック

色んなバンドが活動停止したり、メンバーが抜けたり。
…秋は別れの季節ですねー(違)

この前、ザ・フーの「アメイジング・ジャーニー」を見たときにも感じたことですが。
「バンドは解散しちゃいけない」んですよ。
人と人がやっている事なんだからぶつかるのは当たり前。
全てが上手く行って、ぶつかり合うことも無しに長年一緒にやっていけるなんて。
そんなメンバーは地球上のドコにも居ないんですよ。
でも、コレって結婚にも似ているなーと思いました。

別にすべてを許しあうわけでもなく(苦笑)長年一緒にいることで初めてなし得ることがあるっつーんですか?
「この人が相手じゃなきゃダメだ」って部分が人間にはある気がします。
エイジアには残念ながらソレがなかった(悲)

メンバーがぶつかり合う化学反応もなく。
結成自体が一気に衰退したプログレの残党を寄せ集めただけっつーか。
ただ、集まって。「せーの!」で自分のパートを黙々と消化していくだけっつーか。
喜びがない音楽で。聴いてて辛かったですね。
まー。ジョン・ウェットンもね。アル中になったり色々あって大変だったんでしょうけどね…

「ただ、この人とだったらいい音楽が作れる」「自分が輝ける」「相手が輝ける」
それで色んな恩讐(!)を超えてステージで素晴らしい演奏を繰り広げるザ・フーを見ながら、シミジミと感動した後だけにギャップが激しくて倒れそうでした。
そうだ。そしてその前には再結成したクリームのロイヤルアルバートホールでの演奏も見ていたので(「ぎゃー!クラプトンがメチャクチャ真面目に演奏している!?」と驚愕)余計に、なんだかねー。
「日本に来て、イイ年したプログレッシャー相手にひどい商売してんなー」が正直な感想でした。
もともと、エイジアは好きじゃないというか興味がなかったんですけどね。
同じ産業ロックでも、フォリナーの方が「まだマシ」という認識でしたが。

…なんかワシ、ものすごく懐メロな話題書いている?
誰にも伝わらない話題ですが、構うもんか。ワシの日記だ。

で。
もう一方の産業ロックの雄(ーー;イアン・マクドナルド(実はファン)は今、どーしているのか?とググって自己解決。
普通にいい仕事なさってました!
イアン・ウォーラスの死後、ライヴ活動はしてないようですが。
また、あのサックスを聴かせてよ!