山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

イノシシの当たり年

さっき、ボイスと一緒に西側の里山コースに散歩に出たら、オレンジ色のベストを着た猟友会の人が沢山山の中で銃を構えて待ってらっしゃいました。
「もうイノシシ猟ですか?」
と尋ねると(猟の解禁日はもっと寒くなってから)、
「害獣駆除でイノシシが出てくるのを待っているところです。山の中に犬を放しています」
と言われる。

「害獣駆除となっ」(ガタッ)

いや。ボイスもね。死ぬ前にもう一回くらいイノシシとお手合わせさせてやりたいかなーって。
いい加減老犬だから返り討ちに合うかもしれませんが(^^;
直接対決は無理にしても、山の中でイノシシを追うくらいはまた出来るくらいまでに術後の経過も良くて元気になってきましたんで。
「参加させてください」と言いたい気持ちをぐっとこらえてw
「通りで犬が山の中の臭いに気を取られていると思いました」
と言いつつ猟友会の人たちと別れて散歩続行。

「ボイスがいれば猟銃はなくてもイノシシ狩りが出来るのになー」
とか不謹慎な事を思いつつ歩いてました。
でも、この時期に害獣駆除は珍しいですね。
こんな暑い時期(とは言え9月も下旬ですが)にイノシシ狩りって初めて見たかも。

でも、思い出してみれば。
ウチの中庭にイノシシが迷いこんできて、ボイスに仕留められちゃったのも2年前の真夏でしたっけ?(夏休み中だった)
この時は、朝起きたら見知らぬ死体が中庭に転がっててビックリしましたがw
長女子だけが真夜中にボイスがイノシシを仕留めた瞬間のイノシシの断末魔を聞いてて(中庭の音は長女子の部屋に筒抜けなので)
「あんな地獄の断末魔を聞いてて、家族の誰も起きてこないって間違っているよ!」
と怒ってましたな。
ワシ、夫、次女子の三人は寝室で本気でグースカ寝てて全く気がつきませんでした(ので、朝になってつま先に蹄がついた動物がひっくり返っているのを見て驚いた)

若いイノシシが怖いもの知らずで畑を荒らしまわっているのかもしれませんね。
猟が解禁されているシーズンだったら、「山の中の散歩は危険だからやめておこう」と思うのですが、このタイミングじゃねー(´・ω・`)

そう言えば思い出しました。
数日前、暗くなった通勤路を車で走っていたら、山際に赤いライトが見えたんでした。
「今年はイノシシ避けの電線がたくさん張り回してあるなあ」と思ったんでした。