山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

一瞬で燃え尽きる流れ星でも

親子ともども、日曜日の夜は怒髪天で燃え尽きましたが。
同日夜の、はやぶさくんの燃え尽きっぷりも見事でしたよね!
みなさん、ご覧になりましたか?
もう、ワシ、はやぶさくんに夢中よ!!(基本、ミーハーだし)

ライヴから帰ってきて、「はやぶさくんの帰還に間に合った!!」と気がついた時の嬉しさよw
でも我が家の環境ではUSTREAMもニコ動生中継も無理なので、Twitterと2ちゃんの実況板でずーっと追いかけてましたよ!

思い起こせば何年か前。
はやぶさイトカワの石を採掘するための鉄球が打ち出せずに失敗。そのまま離陸」
とかいうニュースを聞いて。
「だはっ、無理かやっぱり」(ーー;
と思ったのに。

あんなに見事に頑張って。迷子になった果てにボロボロの満身創痍になりながらもちゃんと地球に帰ってくるなんて(´д⊂)
なんてスゲエ奴なんだ、はやぶさくん。

しかも、最後の最後に撮った写真。
体勢を変えて、ぐるりと地球の方を振り返り。60億キロの旅路の果てに生まれ故郷に帰ってきたんだと。
その画像を見せてやりたいと技術者が思いやってはやぶさくんにみせてあげた映像が。
ぼんやりと荒い画面で滲む地球の姿が。
最後1/4くらいは黒く途切れてて。
「…なるほど、必死で写真を地球に向けて伝送している途中で大気圏に突入し、火球に包まれたのか…」と気がついて。
そこでまた滂沱の涙。゜(゚´Д`゚)゜。でありました。

科学技術と万物に命を感じるアニミズムの優しい融合。
はやぶさくんはもはや、タダの人造物、鉄の塊ではなく。
今、この瞬間に生きる人すべての心に灯火を灯したんですよ!
この希望も未来もない日本国に。
「そうだ、ワタシも頑張ろう」と。
たとえ、明日燃え尽きる命でも、必死で燃えていようと。
人には頑張るための理由なんか全然要らないんだと。
理由なんかないけど、それでも頑張るんだと。改めて教えてくれたんですよ。

イギリスのBBCでは一日中ニュースではやぶさくんを詳しく取り上げてくれてたそうで。
あー。それに引き換え、生中継をドコのテレビ局もやらなかっったという日本国のていたらくよ。
NHKから受信料払戻して貰いたいものだわ!!(憤慨)

くらたまに年間二千数百万円のギャラを払うためにこちとらNHKに毎年受信料払ってんじゃねえぞお、( ゚Д゚)ゴルァ!!!!