山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

スガシカオをシカル

5/5放送のNHK ウエンズデイJ-POPをタマタマ見てて、激しく驚いたので今日の日記のお題はコレです。
スガシカオのファンの皆様はお帰り下さい。

まず、番組冒頭。
イギリスで行われたライヴの模様を見て「ん?」と思いました。
だって、お客さん、日本人がほとんどだし。
「コレ、イギリス在住日本人向けって事?」と温く笑いながらスルー。
ところがその後も音楽の話は全然出てこず何故か恋愛の話しが中心(苦笑)
「え?スガシカオってアイドルだっけ?ミュージシャンだったよね?」
と不思議な気持ちがしたまま、ライヴがようよう始まりましたらコレがw

「お母さん、ファンクってどんな音楽だっけ?」
と長女がワシに訊くですよw
「ファンクっつーのはね、黒い音楽だわ。魔術みたいなグルーヴで腰骨がグイグイされるような圧倒的なうねりのある音楽の事だぉ」

と言ってる傍からスガシカオの一曲目。
「ははは、何このへんな手拍子。ココは宴席かっつーのw」
と笑ってられたのも最初だけ。
この音楽は…

<font size="-2">ファンク?ですかぁ???</font>

「いや。これはファンクじゃないよ」
アレ?スガシカオってファンクがウリじゃなかったっけ?
この日本的なリズム感。
ごく普通の(なんてことの無い)歌詞。

「コレがファンクだったら、さだまさしもファンクって事になっちゃうよなあ」
と夫(ーー;

あれぇ??
確か、夫はスガシカオのファンでアルバムも何枚か持ってたはずです(今調べたら、「Sweet」「4Flusher」「SMILE」がありました。夫が一番好きなのは「Sweet」だそうで)
ワシはデビュー作の「ヒットチャートをかけぬけろ」だけ好きで。
後は特別興味なし。
夫が聴いているのを横で聞いては、「売れそうな音楽を好きになれる人って時々羨ましくなる」とか思ってましたw

二曲目は「フロアをダンス地獄に!」とかいう触れ込みで「上げて行くんで!」と言いつつ「Party People」という曲を演奏。

確かに「ファンクっぽい」けど。
肝心のグルーヴがゼロ。
直線的な音しか出てこないうねりゼロ。
かつてのスガシカオを模倣したような空疎な内容。
飛び散る汗も本気汁も無い曲でガッカリ(´・ω・`)

歌も下手なってませんか?
音楽が単なる商売(しかも自己模倣)に成り下がってやしませんか?

見るに耐えなくて思わずテレビを消しました。