山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

あなたの知らない世界 5

さて、スピーチのテーマは「私が好きな食べ物、苦手な食べ物、私の夢」
んま。どって事の無い内容ですわね。
でも、他の皆さんはかように物凄い自分語りをぶちかましてくれたワケですが(苦笑)
いよいよ、わが娘1号の番。

長女子、立ち上がると立て板に水の勢いで(ーー;語り始めました。
「私は麻婆豆腐が好きです。麻という漢字には、古来中国には『ピリピリと痺れる』という意味があり?」
と、短い時間の中に様々な情報を盛り込みつつ、自分の好き嫌いを語りながら、将来の夢(「学業は、高校三年間旧帝大に合格するために頑張ってきた甲斐あって、この春無事に合格いたしましたので、これからは外見と同時に内面も磨き、いち社会人としてあるべき社会性を身につけたいと思っております。コチラの事務所さまにおきましては、所属タレントの内面の充実度も図りたいとの先程社長様からのお話もありましたので、私のこの希望を叶えて下さる会社なのではないか?と考えております。ゆくゆくは社会人とし社会に貢献出来るような人物になりたいです」と)も語り。
シメは「皆様、御静聴ありがとうございました」と会場内の人々に頭を下げて終了と言う絶妙の「敏腕部長の月曜朝の訓示」みたいな風情にまとめて見せたので、思わずワシ笑ってしまいました。

だって、コレ、文字起こししてみたら、若い娘さんが喋るような内容とは誰も思わないですよ?
なんか…美しいだけじゃなくて。涼しい脳味噌と、ユニークなキャラクターを持つ娘さんに育っちゃったんだなあ(苦笑)
いや、ワシは単純に面白いので、全然構わないっつーか。
寧ろ、メッチャクチャ嬉しいんですけど!?

さて、お次は2号の番。
次女子、行けー!

次女子、語り始めました。
「私の好きな食べ物は、酸っぱいものです。気がついたら酸っぱいものが好きでした…多分、生まれた時から好きだったんだろうと思います」
さっき、長女子が「苦手な食べ物は酸っぱいもので?」と語った直後にこの語り。
あまりにおかしくて(姉妹が違いすぎて、我が家の食卓の混乱ぶりが伺えるでしょ?)思わずニヤニヤしてしまうワシ。
将来の夢は、ココでいきなり「世界に通用するようなトップモデルになりたいです」
なーんて一言も言わずにw
「漫画家か小説家になりたいです。理由は絵を描くことが好きなのと、創作の時間に書いた小説を先生にほめられたからです」と語りました。