山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

あなたの知らない世界 4

つまり、このような人々が「将来の夢」を語り始めますと↓
「私は世界に通用するような人物になって、世界平和に貢献するのが夢です」とか。
「教育や貧困の問題に興味があるので、将来世界的に影響を与えるような存在になりたいです」とか。
唐突に語りだすのでびっくりしちゃうんですよね。

いや、勿論ワシだって世界平和や教育。貧困問題には興味はありますが。
でも、自分が世界平和に貢献出来ることが具体的に何かあるとはとても思えません。
と言うか。考えた事も無い!w

ワシにとっては日々、我が家の平和を保つのに精一杯で、とてもとても人様の家庭のことなんか構ってられません。
ワシはワシの問題で手一杯で、ワシはワシの家族を愛するのに全精力を注いでいるので世界平和なんて恐れ多い事、考える暇が無いのですよ。
教育や貧困問題にしたって、自分ちの教育と貧困問題で日々、ワシは命を削っているような状況なので、どこか遠い国の名も知らぬ人々のために何か出来るなんて…。
「神様お願いします。みんなをより良い生活にしてあげて下さい」レベルしか出来ません。
自分の無力さも非力さも十分知る49歳で?す。

いや、だからこそ。
まずは自分の身近な平和。
自分にとって最も大切な家族の事を必死に愛し、守り、教育し、日々貧乏と戦っているんですよ。
自分にとって最も身近な誰かを平和に幸せにできなくて、なんの世界平和ぞ。
救いを求めている人はいつだってすぐ近くにいるんですよ。
それを飛び越えての世界平和を堂々と語るなんて、悪い万能感に囚われているのか、身の程知らずのナニか(額に「キ」の印がついた人)としか思えません。

そんな事が臆面も無く人前で堂々と言えるのは、ある意味「勇気がある!」的な凄いことですが。
でもそれがモデルを生業とすることとなんの繋がりがあるの?
ワシは皆さんの話しを聞いてても、最期まで何一つ理解できませんでした。
それはきっと、ワシの頭が悪いことだけが原因では無いと思いますよ。

んで。
こんな誇大妄想的万能感に充ち満ちた「自分大好き」な皆さんの自分語りの中で。
わが娘ズはどんな話しをするのか?と段々、ワシは興味津々になってきましたよ。
だって、親とは言え、なかなか自分の子どもの具体的な将来の夢を聞くなんてチャンスはありませんもの!
さあ?何を語る??わが娘ズよ!