山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

たちあがれ日本

入学式だけ参加して、新入生オリエンテーションに参加する長女子をキャンパスに送った後、家に帰ったら新しい政党が出来ていました。
その名も「たちあがれ日本
なんか「目」とか「歯」とかの次に危うくなってきた場所の悩みを抱えたおじさまに無理矢理鼓舞されているような気分にさせられる微妙なネーミングで笑えますね。

この新しい政党。一体、略名は何になるんでしょうか?「立本(りっぽん)党」とか「たちぽん党」とか?
このネーミングセンスには墓の下でお祖母様が怒りの涙を流されそうですがw

そういえば、少し前に「強いぞニッポーン、スゴイぞニッポーン」とか歌う唄が流行ってましたよね。
もしかしたら、今、みんなが欲しがっている感覚ってそんな感じなんでしょうか?
みんなにわかりやすい言葉。

みんなの党」ってのもありましたな。
「みんなのってワシはお前に何かお願いしたいって思ったことも無いぞ」とワシなんか思うのですが。
この一方的なアイドル気質。
コレにも共通する感じがあるような気がします。

たちあがれ日本」とか言われても。
ワシの脳内に浮かぶのは、「よっこらしょ」と海から浮き上がって立ち上がる日本地図の姿だけですが(バカ)

でも、そんなネーミングはともかく。
一番気になるのは、「とにかく反民主党」というその主義でしょうか?
だってさー。
そんなんじゃ、アナタだよりっつーか。
肝心の民主党が滅びちゃったら同時に存在意義が無くなってしまう。そんな事でいいんでしょうか?

もっと志とか主義主張とか。
このおじさんたち、語るべき夢や未来はないんでしょうかね。
なんか寂しい気持ちにさせられるマニフェスト(?)であります。
語るべき夢や未来が無いからこそ、手近な「打倒民主党」なのかもしれませんが。
若い人はこのおじさんたちみたいに夢や未来が無いなんて思っちゃダメぽよ。
そんなのはそんな風に思わせておけば都合がイイ人の思う壺だ。

さて。新入生オリエンテーションを終えた帰宅した長女子。
同じ学科に数人の友達を作ってきた様子。
「先生がたも生徒もみんな、感じが良くて頭が良くて冗談が通じて凄く楽しい人達よ!」との事。
キミがそんなに楽しそうでやる気を出しているのを見ると、この大学には入れてヨカッタなと母は嬉しいよ。