山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

長女子事件ファイル@5歳児

今日、朝ごはんを食べながらテレビを見ていたら、迷子の話題をやっていました。
それを見ながら会話していて思い出した、長女子の幼女時代事件ファイルその1↓

長女子が幼稚園の年中(5歳頃)当時、天神の天神コアビル内にある紀伊國屋書店に母娘で出かけていました。
児童書のコーナーを見たり、新刊書のコーナーを見たりして。
「子供の手は放すけど目は離さない母親」であるワシは、横目で長女子の動向を見守りながら、自分がチェックしたい本を次々にチェックしておりました。

ふと、見ると。
長女子が、突然、何か思い立った様子でパタパタと移動して行きます。
「ん?ドコへ行くつもりだ?」と後を付けますと、レジカウンターに向かっております。
「レジ?何の用で??」(子供に財布は持たせない主義)
と背後で見守っておりますと、長女子、テキパキとした様子で、
「すいません。うちのお母さんが迷子になったようです。店内放送をしていただいていいですか?」
と言うではないですか!?

お前の母は背後におるデー(ーー;

すると、長女子更にテキパキと、明確な発音で、
「名前は●●●●、住所は●●●です」などと言っているではないですかw
「ちょ、待った!母はココだ!!」思わず声を掛けるワシ。
振り返った長女子、
「やだ、お母さんたら居なくなるから迷子になったかと思っちゃったよ!」だって。
母はさっきから背後から見てましたがな(ーー;

「すいません、お手数掛けました」
レジの人に頭を下げて逃げ帰るワシ。
「迷子になりかけたのは、今、お母さんじゃなくてアナタの方なのよ?」
と言うと、
「そうだっけ?お母さんの姿が見えないからお母さんが迷子になっちゃったんだとばかり思って心配しちゃったじゃないのー」
などと言うですよ。

ま。こんな風に面白い子でした(今もですが)

子供を育てていると、面白いことばっかりが起きますね。
自分が子供を産む前は「子供なんて面倒くさい」「お金もかかるし、手間もかかる。つらいことばっかり」とか思っていたのですが。
なんかもう、毎日めまぐるしくてびっくりするような笑えるような事ばっかりが起きて。楽しい日々です。

なのに、長女子はもうすぐ19歳になってしまう。
うぅ、単純に寂しい。