一番驚いたのは長女子のようでした。
なんせ、妹のスカウトにうかうかついていったら一緒にスカウトされちゃったんですもの。
自分はその気は全然無いのにｗ
「スチール写真のモデルに是非！夏頃のデビューを目指しましょう！！」とか専務から言われて、目を白黒させて困惑しておりましたね。
なんせこの子は、特別ファッションやお洒落に興味があるワケでナシ（ワシが買って来たものを粛々として文句も言わずに、むしろ喜んで着るタイプなので）
お化粧も年頃だから興味はあるものの、基本、「マンドクサイ…」というタイプなので（なんせ母親はワシ）
「年頃なのに、モッタイナイ事よのぉ?。コレだけの素材（美貌＆スタイル）があるのに…でも、不景気の今の時代ってこんな若い子が大勢を占めているんじゃないかしら？」
と漠然とワシは思っていたのですが。
それがいきなり、「モデルになりませんか？」ってそりゃ、人生の局面だわね。
この事務所は、「モデルとしても仕事が出来るけど、最終的には仕事が出来る、人格も頭脳も立派な一流の男性のもとに嫁がせて幸せな結婚生活を送らせるのが最終目標」らしいので（＾＾；
レッスンはモデルとしての基礎教育も勿論ですが、スピーチや人とのやり取りの仕方、エチケットなども教えるらしいのです。
女性としての自分の魅力的なあり方見せ方を教える、「マナー教室」みたいな側面もあるのです。
普通、こういうフィニッシングスクールみたいなのって。
バブル期こそよく見かけましたが（「3高男性をゲットするため」だったのか？）不景気の今となっては絶滅危惧種ですよね。
でも、「花嫁修業の一環として、ウチの娘ズをここにやるのも悪くないかな？」とチラッと思ってしまうワシ（ーー；
ワシのようながさつな母親では、「人間としての基本的な教育」は最低限出来ますが、人前に出ても、恥ずかしくないように自分の考えを理路整然とスピーチしたり、アピールしたりする事は教えられませんもの…
なので、「迷っている」んですよ＞モデルになるかどうか
しかし、長女子に言わせると、
「オレの人生、オレがやりたい事が何かあって、ソレに向けてがむしゃらに頑張って、最後に勝ち取るとかいう事がゼロだな…全部、運命に流されるままにその場でやるべき事をやって行ってたら結果がついてくるって感じ…でも、結構いい感じの幸せな人生なんだよな…」
だそうです。
