山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

合否発表の日 4

見ると、担任の背後に「来ないで」と言ったクラスメイトが立っているじゃないですか(しかも思いっきり私服姿w)
彼女も無事合格してましたよ!

生徒が来ないでと言ったところで、担任は自分が来たければ来るよね?(^^;
てか、同じクラス20人の中から二人も合格者が出て、現役合格率は100%だもんね。こんなクラス、なかなか無いですよ。
担任は鼻たーっかだかー!!(高々)ですね。
きっと来年度からは給料も上がるよ(ゲスパー)

「今から学校に帰って早速報告します」と言う担任と別れてゆっくり戻るワシら一家。
校門前で記念写真を撮ったりしてダラダラと車を止めていたパーキングに戻ります。
「いやー、合格しているなんてビックリねー」と言い合いながら高校へ移動。

高校に行くと担任引率のもと、両親連れで学校内引き回し開始(^^;
お世話になった先生方に続々報告し、続々お祝いの言葉をいただいてそのまま校長先生にまでご挨拶。
長女子はこの先生のファンで、校長先生が「男梅キャンディー」がお好みと聞かされれば、コンビニで買ってきて校長室に差し入れたりしていたのですが。
両親が校長先生に直接お会いするのは実は初めて。
校長先生も物凄く喜ばれてて、「こんな快挙は初めてです!僕の後輩になってくれてありがとう!!」と感激して下さいました。

将来は一般企業に努めるも良し、公務員を目指すのも良し。
しかし、出来たら教員になってこの高校に戻ってきて欲しい。
と本音を吐露なさってて(^^;「よっしゃ、将来の就職先、ひとつは確保!」とか思う浅ましいワシ。

沢山の方々から次々にお祝いの言葉を雨あられと降り注がれて、なんだかこの年にして生まれて初めての経験。
「そうか、旧帝大にストレートで合格するって、こーいう事なんだ」と改めて実感しました。

その後は予備校に立ち寄って、チューターの皆さんにご報告してココでもお祝いの言葉をいっぱい貰って、ハグされて。チヤホヤされ通し(^^;
こんなに人生に於いて、次々に人から祝福された事って一度も無いので、両親であるワシら夫婦までもが晴がましくて、フワフワした気持ちになりました。

誰からも祝福される事なく結婚した二人の最初の子供。
姑の為に産んだ子がこんなに立派になりましたよ。姑に見て欲しかったなあ。