山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

出張一日目 その6

ホテルにチェックインして、ひと休みしていると暗くなって上司から電話。
「そろそろ会場に行くからロビーに集まって」との事。
「今すぐ参ります」と電話を切ってロビーに行くと、同じ市内の別店舗の人たちがいらした。
女性の方はなんと自分の上司とウチの上司に連れられてお台場見物してきたらしい(それは災難な)(^^;
「もうおじさんたちの足が早くて、まるで生き急いでいるみたいで!」との事w

飲み会の会場はさいたま新都心駅前。
さいたま新都心の駅、カッコイイっすねー。レンゾ・ピアノかと思ったわ。
え?鈴木エドワード??こりゃまった失礼しました??!

巨大な鉄骨がうねる屋根の造形が圧倒的なボリュームでダイナミックですばらしいんですけど…
なんでこの照明?(と斜めに走る薄暗い田舎の汲み取り式便所につけられているみたいなズズ黒い蛍光灯を指さすワシ)

なんか一気に貧乏臭い雰囲気になっちゃったんですけどー。
駅前の感じは端整で静かですが。
静かすぎて山の中みたいw
しかもこの駅前が異様なまでに暗いんです。
全裸男が立っている駅前って感じです(暗すぎて)

初めてスーパーアリーナ見ました。デカイですねー。
このスケール感は凄い。
隣のNTTの電波塔も「未来都市」って感じです。

でも、その足元は暗い。真っ暗です(宵の口なのに)
このアンバランスさが「未来都市さいたま」って事でしょうか?

会社の飲み会は三会場借りきっての大規模なもの。
上司に「今日の昼間は博物館で何見てきたの?」と訊かれたので、
「ハチ公とかー。カラフト犬のジロとかー。あとゼロ戦もありました。写真見ます?」
とナニゲにiPhoneを差し出すと、見る見る上司の顔色が変わり、

<B>「なんで僕を博物館に誘ってくれなかったの!?こんなモノがあるなんて知らんかったしー!早く、この写真を僕のケータイに送ってー!!!」</B>

「はい?」<何が起きたのか瞬間分からないワシ
「早く!早く写メを!!!」と上司。
「あー。只今。しばし、お待ちください」と送るのですが、お店の電波状況があまり良くなかったようでw
なかなか送れない?。

「まだ来ないよ!?早くしてよっ!!!」何故か女言葉になる上司。
ゼロ戦お好きでしたっけ?」と訊くと、
「いいか、オレはな…」
と、以下、「滅びの美学とオレとゼロ戦」の語り部3時間コースに突入。