山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

人生の収支決算を考える

長女子がインフル明け後、久しぶりに学校に行きまして。
夜になって、以前願書を出しておいた奨学金の審査に通過しましたというお知らせを貰って帰ってきました。
「おお凄い、おめでとう!」と言いつつ、奨学金の金額を見てワシの目玉が飛び出しました(??;

「こ、こんな凄い借金を子供に負わせてしまうのか?ワシは…」

物凄い自己嫌悪というか、自責の念にかられました…
もっとちゃんとお金が稼げていたら。
こんな巨額の借金を自分の大切な娘に負わせる事は無かったのに…ゴメンネゴメンネ(涙)という気持ち>自責の念

でも。
そう言えば、ウチの夫も大学の学費は借金だったんですよね。
ワシと結婚したとき、既に200万の借金を抱える身でした。
「こんな借金、返せるんだろうか?」と不安に思った日もありましたが。
30歳の時に全額ちゃんと返せた(250万円にして)ので。多分、長女子もなんとかなるでしょう。

ワシが夫と結婚した23歳の頃。
二人とも貧乏でw(今もだけど)
「明日がどうなるかなんて、からきしわからねえなあ」と思っていたのですが。
だからその分、「この結婚がダメだったとしても、今まで楽しい日もあったワケだし。まだ若いから何時だって人生やり直せるし」とか思ってましたね、素で。
実際、ゼロから始まった結婚生活だったので、「これ以上失うモノは無いし」と思っていました。

ところがまあ、今現在。
貧乏なりになんとかなっているワケですから。
ゼロから始まった生活は四半世紀経った今、自分の家も持てているワケだし。
一生持てないと思っていた子供も二人も持てたし、犬猫だって居るんですから。
「ゼロから始まった割には上出来な人生」と言えます(自分じゃそう思っている)

だから、この先もあまり不安に思う必要は無いのかも知れない…
と楽観的に思う日もあるわけですよ。
もともとゼロから始まった二人の人生。
最初は二人のほんのわずかな身の回りの品と雄のキジ猫一匹から始まったんですもの。
振り出しに戻ってもこの大切な子供達が居る分、総決算的に見ても「十分大したモノ」ですわ。

なーんて書いていたら。
まるで一文無しになった時のためのエクスキューズみたいですがw
でもね、本気でそう思っているのよ。
子供を持ってて良かった。