・「LIFE SIZE LIFE(The bag is small,and I don't enter)」
「等身大人生(そのバッグは小さくて、俺は入れねえ)」って意味かしら?
このアルバム中、ダントツにPOPな曲なのに。
でもそのせっかくのPOPナンバーが英詩とコブクロへの悪口(とは限らない?w)で台無し感満載。
エイベックス移籍以降、急激に増えたファンが急激に去って行く予感w
ま、コレもピロウズなんですけどね。この曲、コーラスが楽しいわ。
悪口な割には音の部分には毒は殆ど見当たらず。あっさり終わります。
さわお、本気では怒ってないでしょ?
・「Primer Beat」
おお、お洒落ジャズ期だった頃の、第二期ピロウズがついに帰ってきたのか!?
と一瞬、思ったのですが、演奏が悪ふざけ満載(??;
きっと第二期ピロウズだったらこの曲を大真面目に華麗なテクニックで(ジャンゴ風ギターとかで)見事に完成された美意識満載で演奏するんでしょうが、さすが40男。
そんな事を今更やるのは気恥ずかしいのか?
「びよぉおぉ??ん」とか「ひょーん」とかドふざけたフレーズ満載で、アクロバティックに演奏されます。
シンちゃんのドラムも「あくまでもジャズ風」
ジャズドラムじゃなくて「ジャズ風」
「洒落ですよ」とエクスキューズしている気配があると感じます(妄想)
例えて言えば、映画のエンディングに相当する曲ですねコレは。
コレにナレーションをつけるなら、
「このたびはピロウズの新譜、OOPARTSお買い上げ誠にありがとうございます。目出度く結成21年目に突入いたしました。これからもこの三人(!)で精進し続ける所存でございますので、どうぞ、ご贔屓の事、よろしく申し上げまする」
とかなんとか(^^;
アルバム「Living Field」でのエンディング曲「Bye Bye Sweet pain」がやはり妙に明るい曲調だったのに、
「ピロウズはコレで終わりさ。全部、終わり。さようなら!」と言っているようないや??な予感が満載だったのに比べると、この「Primer Beat」は、本当にただ音でおっさんらが楽しそうに遊んでて好ましい出来でありますな。
「ピロウズはまだまだ続きそうだな」
という期待を抱かせる終わり方です。