山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

MIKABO GO TO BODOKAN 11

「船をこいで、群れながら僕はやっとここに来た」
ついに数字は「2009/09/16」に。
ピロウズは20年掛けてここにやって来たんだね。
この歌は誰かに届くのかな?と絶望に陥りそうになりながらも真っ直ぐな願いを込めて、歌い続けてココにいる。
ワシもみんなもココにいる。
ピロウズの誕生日をお祝いしに、1万人のバスターズが集まったよ。
思わず涙が滲みました。でも下まぶたのプールから溢れては居ません。セーフ!w

その感動も覚めぬママ「サリバンになりたい」
きゃーー、気持ちの切り替えが大変??!
涙を急いで引っ込めて踊ります。
場内総踊り状態wやんややんやで激しく盛り上がります。
泣いてたカラスがもう笑うw

「Ladybird Girl」
ギターソロの音が美しく破調してゆく様が見事で、「美はまさに乱調にあり!!」状態。
ここまでソロの熟成が進むと、まさにデカダンスです。

「Funny Bunny」
予想はしていたけど、場内1万人のコーラスのなんて力強いこと!!
頭ではわかっていたつもりだけど、やっぱり予想していたより断然、本物は力強くて凄い。
しかもなんか、すごく美しい。

1万人が歌う「君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ、風の強い日を選んで走ってきた」
なんか、この純粋さに思わずおばちゃんの鬼の目にも涙。
この若さを青臭さを、純粋さを祈りを、ワシは愛します。

「I know you」
おい、アイノウユだぞ?一時期あれほど演奏していたアイノウユだぞ。
でも激しく盛り上がりますw
あーー、久しぶりに聴くと、楽し???い!

で。問題のMC
「オレは天才で良い音楽を作って居るんだから。売れて当然、お客が入って当然なんだよ。お客に感謝するなんてオカシイよ。良いものなんだから受けて当たり前なんだから」
の下りでは思わずニヤニヤ(・∀・)するワシ。

でもその後の、
「でも、そう思うんだけど、感謝しないわけがないだろう!ありがとう!!」
で涙腺決壊。
涙が、どどっと出ました。
さわおも涙が出たらしくしばしうつむいて。
直後、涙を振り払うように頭を上げて、照れ隠し?なのか髪の毛をグシャグシャと両手でかき回した後、顔を上げて、決意したようにこう語り始めました。