以前、舌に腫瘍が出来て、電気メスで切除したことがあったんだが。
またぞろ、今度は舌の左側(三年前は右側だった)に2個大きいのと小さめの腫瘍が出来たの獣医へ出かける。
麻酔の静脈注射の時にちょっと嫌がって(そりゃイヤだわね。最初は麻酔の間にタマを抜かれて、二度目の時は舌を一部切り取られ…いい加減学習するわよね)
その時に、自分で舌の腫瘍を噛んでしまい、出血してしまう。
静脈に麻酔を注射されると、あっという間にボイス、昏倒。
倒れて頭を打たないようにワシが腕で頭を支える。
ドクターと二人がかりで手術台へ運び、挿管して手術開始。
始まってしばらくして、ドクター、ワシに、
「コレは血管のガンだね」
と宣告する。
年も年だし(もうすぐ12歳)覚悟はしていましたが。
さすがに涙がにじむ。
ワシがどれほどボイスを心の支えにしているかは、HNを見れば判ること(^^;
先日、四国犬の事を読んでいたら、
「平均年齢8歳?10歳」と書かれててちょっと凹んでいたのだった。
大型犬として生まれたら、それは短命からは逃れられない運命だとは判っているが。
でも、ボイスはとても健康な犬なので、20歳くらいまで元気いっぱいに生きると思っていたんだもん。
三年前に手術した部位はそれ以上、病変も広がらずに綺麗なままだったので、まだ望みはあるかも?
今すぐ、死んじゃうとか、そういう事はないでしょうが。
あと、数年、生きられるかどうか。
最初、ドクターは「舌を1/3切除しよう」とおっしゃったが、腫瘍が、細かいのを含めるとかなり数多く舌全体に点在するので、
「これを全部切るのは無理」と大きな腫瘍切り取って(3cm直径くらい)切り取った部分を縫い合わせてこの場はしのぐことに決定。
ボイス、数センチ舌が短くなる。
麻酔が覚めるのを待って帰宅。
思ったほど出血もせず、家に帰るなり、いつものガスのメーター検診のおばちゃんが来ると、すかさずビスケットをねだって甘えておりました(??;
あと、何年生きるか判らないけど。
ボイスとは一日でも多く楽しく過ごしたいですね。
安楽死を選択せねばならない日が来ても、勇気を持ってその決断が出来るようでありたいと思います。