山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「よしあき」の怪我

土曜日の夕方に、ウチの最も若い猫「よしあき」(もうすぐ2歳・♂長毛巨大黒猫)が左目を怪我しているのに気がついた。
「ん?目の色が何か変??」と見たら、眼球が白濁してて(元々の目の色は黄色の猫)半分飛び出しているように見えたんですね。

最初は何かの拍子に「しゅん膜」(猫はまぶたの内側に眼球を保護する白い膜がついている・まぶたの開け閉めと連動して開け閉めできるようになっている)が閉じたまま開かなくなって困っているのかな?と思ったら、そうでもないようで。
何かに激しく叩かれたのか?
「コレは眼球破裂??」と思えるぐらいに酷い怪我でした。

「うわ、なんだこりゃ。酷い怪我だな。病院に連れて行くべきかしら?」
と思ったのだが、もう病院は閉まっているし。
「獣医さんに連れていくとなれば、月曜日の午前中とかになるのか?」

とか思いつつ、キズの具合を調べると、本猫は痛みは感じてないらしく、「まぶたがなんだか閉じにくいな」と前足をぺろぺろとなめてはソレで左目をなでている程度にしか気にしていなかったので、
「見た目より大丈夫そうかな?人間だったらこんな凄い怪我、痛みでのたうち回っちゃうんだろうなあ」
とそのままに放置していた。

「よしあき、このままじゃ片目の猫『タンゲくん』になっちゃうなー。せっかく可愛い猫なのに。でも、ワシの愛は、片目になってもなんら変わらないわ」
とか思っていたら。

夜になって三杯目の洗濯機回して(洗濯物の多い家庭)、ウッドデッキに出て干していたら、よしあきが居たんですね。
「よしあき、大丈夫?」と顔を覗き込んだら、目が黄色に戻っていました(ありゃ?)

「と、言うことは、さっきの白濁はしゅん膜だったって事か?」
とよく見ると、眼球に涙は溜まっていましたが、瞳の色は黄色で傷はないようです。

「なんだ、大した怪我じゃなかったのね」
と一安心。

夜、寝る前にもう一回チェックしたら、もう涙も溜まっていませんでした。
ナニがあったのかは知りませんが(??;我が家の猫同士のもめ事か、はたまた野良猫との戦いだったのか。
タダ単に、近所の変質者につかまって虐待されただけなのか?

真相は闇の中ですが、今日はすっかり元気です。
家にいねーし(??;