山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

コロンボ三昧♪

晦日の日にヘアードライヤーを使ったら冷風しか出てこなかった。
「ん?」
と思ったが、「接触が悪いのかしら?」とそのまま放置していた。

翌日。
やっぱりドライヤーを使う。
やっぱり風が冷たかった…

「店、何処も開いてねぇよ!」(??;
「初売りは2日とか3日じゃなかったっけ?」
ジャスコは元日から開いて居るんだろうけど、混み合ってそうだな」
と当たりをつけて、
「じゃあ、Mr.マックス(福岡のディカウントショップ)の初売りに出かけるか?」
と思っていたが、そのまま正月の泥沼にズブズブ…

そんなズブズブの中で、思いがけない邂逅が(・∀・)

なんとNHKハイヴィジョンで「刑事コロンボ」の再放送をやってて。
コレがデジタルリマスターされた画面が素晴らしくってねえ!画面の隅々までが鮮明でディテールがよくわかるの(そしたら背景の変な油絵がホントに「タダの変な油絵」って事まで判っちゃって大笑い)

「昔見てた画面て汚かったんだなあ」と感心。
今のテレビ画面って素晴らしいわね。

記念すべき第一回放送「構想の死角」から見ましたよ!
これってスピルバーグ演出だったのねw(今更)

これがまた、年を取って改めて見直してみたら、殊の外面白くて!!
「鬼畜スピルバーグの演出が冴え渡る作品」でしたよ。
スピルバーグ、本当に若い頃、才能があったのねえ(感心)

主人公の犯人が第二の殺人を犯すシーンなんて、本当に見ているこっちまでもが、
<b>「そんなクソアマ、ヌッ殺しちまえー!!」</b>
と心から応援したくなるような憎々しさでしてよ。

ピエロみたいなまっかっかーな生地にでっかい真っ白の水玉がコレでもか!とついた模様の上で、やたら足を出しまくった露出の多い変なドレスを着て、ロバみたいな前歯を剥き出しにして下品に笑いながら主人公を恐喝する中年女に思わずワシまで殺意を覚えたわw

スピルバーグ、人に殺意を抱かせて、殺人をやり遂げる快感を描かせると本当にこの人は上手い、天才的!
人の嗜虐性を喚起するコツを知っておられますな。
こんな作品、子供には見せられないわw

ワシ、昔(中学一年生の頃)コロンボマニアでねえ。
テレビを見た日は「コロンボ日記」をつけていたんですよ。
ストーリーと印象的な台詞、トリックのヒントとか全話メモってました!