山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

衝撃的事件二題

さて、「昨日起きたショックな出来事二件」の話↓

昨日、夫が午前中、契約を結んでいる化粧品会社に呼ばれてリストラ宣告を受けて帰ってくる。
コレは長年夫がアートディレクターを担当していた会社で。
ここからの定収入があったおかげで、ウチはローンを払い終えることが出来たし家族四人、笑って温かいご飯が食べられていたんですよ。

しかし、こんなに儲かっていたこの化粧品会社でさえもついにこの「百年に一度の不況」に対処しなければならなくなったって事です。
恐ろしい時代ですな。

こんなファッションから一番遠い場所にいるような(自分が着る服にまるで頓着無し)男が長年にわたってアートディレクターを務めていたなんて。
しかもその妻は普段化粧なんかしてないしw
考えように寄っちゃ、「よくもまあw」な話ですが。
長年お世話になりましたm(_ _)m

でも、この「契約が切れた状態」ってのは「ソレ以前の状態に戻るだけ」ですので、おそらく、来年一年間ぐらいだったら、なんとか生きてゆけるでしょう。
その先は知らんけど。
でも夫婦、力を合わせて頑張りますよ。

そして、その夫が「リストラ宣告」を受けている頃。

家には娘ズだけがいて、大工さんがウッドデッキに屋根をつける工事をしていたんですよ。
で、ボイスはいつものように、大工さんのそばで大工さんの仕事を見守っていたんですが。

大工さんが材木にのこぎりを当てて切っていたら、その材木の端っこにボイスがアゴを乗せていたので、
「ボイス、そっちも切りたいからどいてね」
と、大工さんがボイスのアゴを手で持った途端

<b>がぶり</b>
と大工さんの右手に噛みつくボイス

犬を飼っている人なら知っていると思うけど…
犬ってマズル(鼻先)とかアゴをよく知らない人にいきなり捕まれるのを嫌うんですよね。
ましてやこの時、家には両親不在で子供たちしか居なかった…

ボイスが大工さんを噛んじゃった理由がワシにはよーく判ったので、ボイスを叱れませんでした(??;

「朝、家を出て行くときに、今日は大人が不在になるからボイスは事務所に閉じこめておきなさいねって言い忘れたワシが悪かったなあ。大工さんにもボイスにも悪い事をしてしまった」
と反省しきり(のち激しく凹み)