山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

浮いている我が家

さて、博多駅も大工事中ですが、我が家の大改修工事も始まりました。
となると、一番エキサイトするのがコイツ→ボイス(^^;

大工さんが我が家に出入りして、忙しそうに工事を始めるもんだからさー大変。
「おじちゃん、前にもきた事あるよね?」「ご挨拶しましたっけ?」「どれどれ、なにしているのー?」と職人さんにまとわりついて、相当うるさかったらしく、
ワシが家に戻ってきたら、ボイス、事務所に幽閉されておりましたw

先日ローンも完済して肩の荷が下りたワケですが。
実際、14年半もこの家に住んでいるわけで。
かなーりガタが来始めたのも事実です。

今回の工事は、南北2箇所のウッドデッキの張替えと、それに伴う二階を支えているようで、実際は、
「あんなもん飾りです。偉い人にはそれがわからんのです
なw、柱3本の挿げ替え工事。
それと、給湯パイプの総取替え。

さっき仕事から戻ってきたら、綺麗にウッドデッキが全部剥がされており、飾りの柱(ガルバリウム鋼板張り廻し)も途中から「ブッツリ」とカットされてしまってまして。
「二階の南側部分」が幅7メートル以上、奥行き1メートル以上にわたって、「空中に浮いて」ましたw

もともとこの家はかなりアクロバティックな構造になってまして。
一階のピロティ部分の屋根にあたる部分は二階の床を支える梁と一緒になってて、持ち出しアーム式のキャンティレバー構造で保たれているのです。

なので、一見、見た目ではそれを支える柱がブッツリとカットされてて二階が丸ごと宙に浮いているように見えていても、構造上はなんの問題もないわけです。

そうは言っても、実際は。
地上1メートルぐらいの地点で「ぶっつり」と切られて、天井部分からぶら?んとぶら下がっている柱が2本も視界にいっぺんに入ってくると、なんとも不安な気持ちになりますなw

この家、元々がとても軽快なデザインで(安普請なせいもあるけどw)
某建築雑誌の編集さんから、
「日本のサヴォア邸」
サヴォア邸=http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A2%E9%82%B8&lr=lang_ja
などという身に余る光栄なお言葉を拝した事もありますが(随分と散らかったサヴォア邸だな、おい)

その軽快なデザインの秘密は、「実は柱ではなく、梁が支える構造」にあったワケです。