山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

猟師のジイサンとワシ

昨日の「あげてもいい」のは、ワシの涙__じゃなくて「ワシ自身」って話でしたw
いらんねえ、50女なんか(^^;

さて。
さっき、凄くショックな光景を見たので忘れないうちに書いておくわ。

いつものように、ボイスをリードに繋いで近所の里山をスタスタ歩いていたら、ボイスが山の落とし水が通っている用水路をやたら気にするのです。

「タヌキでもいるのかな?」とワシも用水路を覗き込んだら、
「ヒー、イノシシィーー!!」(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
まだ、小さい子供のイノシシでしたけどね。
用水路の中で水遊び中だった模様。

ワシの声に驚いて、イノシシ、用水路を駆け上がってみかん山の方に逃げてゆきます。
ボイス、ソレを見て、
<b>「待たんかぁ、ゴルァ!!食わせろやぁー!!」</b>
と大喜び。
「ひぃー、ボイスやめてー。三頭目はやめてーー」とリードを引っ張って懇願するワシ。

そういえば、この場所は第一回目の「ボイスがイノシシを殺した現場」のすぐ近くです。
やっぱり相変わらずイノシシが豊富な土地なんだなあ(??;

ま、道を変えてそのまま土手を降り、畑の中の道を突っ切って帰り道についたらボイスもすぐに落ち着きましたけどね(その後、ワシらが通ってきた道をダルメシアンを連れた人が歩いているのを遠目に「ジーー」と見てましたがw「俺の獲物を横取りすんなよ」とでも言いたげに)

で。そのまま家に戻ろうとしていたら、地蔵堂の前に軽トラックが止まっているのが目に入って。
「ん?近所の人?」と思ったら見かけないジイサン。
「なんでこんな所に車止めてんの?」と軽トラックの荷台を見て愕然。

「大きなイノシシの死体が二体」乗ってましたよ。
一緒に檻も乗っていたので、
「ワナ猟ですか?」と声を掛けると、
「そこの山に仕掛けとりました」とジイサン。
「写真取って良いですか?」と訊いてイノシシの死体の記念写真を写メするワシ。
ボイス、蝿がブンブンたかっているイノシシの死体には興味がなさそう(生きたイノシシにしか興味はないって事か?)
イノシシは二体とも体長1メートル近い立派なイノシシだった。

「今はハコ猟(檻型の仕掛けワナ)だけが解禁ですが、15日からは鉄砲猟が始まりますけん、気をつけてください」とジイサン。
いや、気をつけるのはアンタだって。