こんなにも「FUNNY BUNNY」が心に響く夜は無かったですね。
ワシは割とこの曲は何故かしらライヴでは毎回聴けてて(^^;
「もうお腹いっぱい」となっても自然(すまん)なんですが…
この夜のこの「FUNNY BUNNY」は殊の外、素晴らしかったですね。
万感噛み締めての渾身の「FUNNY BUNNY」
いや、ピロウズは何時だって渾身の演奏なんですが。なんか「フール?」からの流れが美しすぎて、素晴らしすぎて、そのせいでとってもワシのハートがおセンチでセンシティブになっていたようでw
もう、大泣きしてしまいそうでした(でもさすがに人生半世紀近く生きていると、涙のプールは下瞼の縁で留まってくれていました)
「あぁ、ピロウズはこれからまたこの先へ、次のステージへと行くんだな」
という事が、このワシにもしみじみと伝わりましたよ。
常に新しい表現、新しい自分自身を探しながら、より自分にとって素直な表現を、自分にとってもっとも有効な表現を探しながら、この前人未到の長い道のりを模索の連続でただひたすらに歩んで来たバンドです。
彼らにとっては「立ち止まる」という事はあり得ません。
(昨今では珍しい)強烈にロックな楽曲が全編に詰まった「PIED PIPER」というアルバムをバンド結成19年目にして発表し、こうやって今年もまた例年のごとく日本全国廻ってくれている(ありがたや)と言うのに。
そして彼らはまだその旅の途中だと言うのに、
もう既に、次の道を見つめている!w
自分たちが向かうべき新しい地平を目指し始めているんですね。
それが嫌というほどこのラストの曲で、ワシの心に伝わりました(妄想)ね。
「彼らの道がコレからもよりよきものでありますように、彼らが彼らのままで、いつまでも音楽を続けていられますように。彼らの行く手にまばゆいばかりの、誰も経験した事の無いような素晴らしい景色が待っていますように」
祈るような思いで、ワシも合唱させて頂きました。
「君の夢が叶うのは、誰かのおかげじゃないぜ、風の強い日を選んで走って来た
飛べなくても不安じゃない。地面は続いているんだ
好きな場所へ行こう!君ならそれが出来る」
__そんなこんな事を感じた、この夜の「FUNNY BUNNY」でありました。