山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

9/14ロゴス その6(My song is your song)

「一つの場所に集まった沢山の人が、同じ場所で同じ瞬間に同じ感情を持つという事。これってなんだか凄い事が起きているんだと思うんだよ!何か素敵な事が起こせそうな気がしないか?」
「良かったら一緒に歌ってくれ。その素敵な事が起きる曲。『Fool on the Planet』」

(T▽T)このタイミングで来たかー!?
もう、このMCだけで滂沱の涙になりかけのワシ(^^;
実は初めてライヴで聴きました!

「何処までも広がる穏やかな景色を 夢の中で確かに見たんだよ」
さわおの心象風景。「音楽と自分」を照らし合わせて、世界には「自分と音楽」その二人きりだけだと思っていた頃の、「時代が変わっても僕は変わらない」と音楽の神様に宣言する歌。
戦争が起きても、人に「バカみたい」と笑われても、自分は自分のままで、真摯に音楽に向き合うと誓う歌です。
さわおが自分自身を「音楽」というものに捧げている事がよく判る曲。
名曲。

でも次の瞬間思いがけないことが起きました。
「夢の中で確かに見たんだよ」に続く歌詞は、CDでは
「君もソコに居た」となっています。
「世界中が理解してくれなくても、メンバーがとりあえず、自分には居る」
「同じ景色を見ながらどこまでも僕と一緒に音楽をやって行こうよ」とメンバーを誘う歌でもあります。
さわお及びシンちゃん&真鍋代表の中ではとっくの昔に了解済みの事であっても、さわおは何度も繰り返し、このテーマを歌にします)

ところがこの夜は、
「君もソコに居た」
の部分が、
<B>「みんなもソコに居た」</B>
と変えて歌ったんですね。
その時のさわおの表情に泣かされました(´Д⊂ヽ

「自分は知っているよ、自分自身の力だけで音楽を続けて来られた訳じゃないって。メンバーもバスターズも居たからこそ、自分の音楽がこうやって続けていられるんだって、ちゃんと知っているからね。ありがとう。今日も俺は幸せだよ、良い景色だよ」
と言ってるような(妄想炸裂中)、何とも言えない、感慨深げな表情で客席を見渡したんですね。

「ざわおーー」(叫):。・゚・(ノД`)・゚・。

もう、こんなになってしまっては、言葉の一つ一つ、音符の一つ一つが直接心の奥底にビンビン触れて来ます。
この音。この声。この空間。
千人のバスターズが声を合わせて歌う「世界が笑っても、自分を疑わない!」の歌声。
素晴らしい夜の最も美しい瞬間。
「僕の歌は君の歌」
美しいシンクロ。