山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「それでもボクはやってない」のか?

え?、ウチの夫は路上の変態を捕まえて、頭カチ割って、脳漿をカラスに食わせたいそうです(ーー;
まだ怒っています。
案の定、犯人はまだ捕まらなくて。警察は何をやっているんだか。
こんな事だったらやっぱり、知らせを受けた直後に「我ら天誅隊」が現場に出向いてって、うろついている怪しい男を手当たり次第に●●してしまえばよかった…

全く理不尽な世の中ですな。
美しい娘さんが歩いているのを見ただけで、「コレを汚してやりたい」と思い奸計を巡らしている心のねじくれたヒトの形をした何かが居る。
美しい娘さんは社会の宝なんだから、愛でるだけにしておいて、そおっとしておいて欲しいものです。

なんかね、今回の事で一番思うのは、
それでもボクはやってない__なんてのはあり得ない」って事です。
いや、実際はやってないんでしょうが。そう言うヒトも居るんでしょうが。

でもこの日常茶飯事に起きる性犯罪の発生数の膨大さからいけば、
「タマに♂の中から生け贄が出る事でバランスがとれているんじゃないの?」とも思えます。正直な話。
やってないのに濡れ衣を着せられたヒトはたまったもんじゃないでしょうがね。

「♂の右代表として年に数人の男性がいわれの無い罰を受ける」というこの理不尽さは、
「女性であるが故に性犯罪の被害者になる」という理不尽さに比べたら、命を奪われる訳じゃないし(女性の場合、とられる事もある訳で)
ああ、コレで今までのワシの中のわだかまりの理由がはっきりしましたよ!

今まで映画「それでもボクはやってない」をワシが避けて来た理由!
それは「性犯罪犠牲者の女性が受けて来た酷い事の数々に比べれたら、あんたが受けている苦しみなんかちゃんちゃらおかしいわい」って気持ちが、ワシの中にあったからですよ!!

理性では「濡れ衣を着せられてお気の毒に」と思う部分はあっても、生理的な部分で、
「でも完全にかばう事は出来ないなあ」と漠然と思っていたのですが、その気持ちの正体が分かりましたよ。

ワシが性犯罪の被害者だった過去があったからこそ、理性では判ってても生理的に納得出来ない部分ってのが残っているんですよ。
今でもはっきり覚えていますよ。今から30年以上も前の事なのに。
警察で微に要り細にわたり被害の詳細を聞かれた事。
あれはまさにセカンドレイプです。
それでもボクはやってない」のなら、変態の同性どもを恨むが良いさ__と思うワシ。