山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

本物の男

昨日、大学のオープンキャンパスから帰って来た長女に、タモさんの弔辞の話をして聞かせていて、思わず二人で号泣(^^;
今、彼女は学校の補習で「小論文の訓練」の一環で、朝日新聞(!)の天声人語を書き写す(ーー;という作業(拷問?)をさせられているようなのだが。
(勿論、黙っておとなしく書き写すようなキャラクターではないw)

「そんなクダランもんを書き写してないで、タモさんの弔辞でも書写してた方が、人生には意味があるぜ!」と宣言するワシ。
本当に昨日のあの赤塚先生の葬儀は、タモさんの才能の神髄を見る瞬間でありましたね。

自分の全キャリアを、そしてコレからの成し遂げるであろう自分のあらゆる仕事を、タモさんは赤塚先生に捧げて見せたのですから。
白紙の紙を持ったままで、まるでその白紙の紙に浮き出た二人の思い出を反芻し、万感の思いを込めて、一言一言、本当に心から出て来た言葉を絞り出すように、じっくりと語るその語り口といい。
まさに空中から紡ぎだされた真実の言葉、「言霊」でありました。
本当にあっぱれなお姿でございました。
このエゴの無い、美しい無私の愛情。自分の全存在を死んだ男に捧げてみせるこの男の姿。
本当に美しい姿でした。本物の男を、侍を見た気がしました。

長生きはするもんですね。長年タモさんのファンで居て、ワシは幸せ者です。

さて、それはそうと、昨日は我が家では早朝から大盛り上がりでした。
「だってピロウズがテレビに出るんだもん♪」
お台場冒険王ライヴの様子が放映されるので、ウキウキしてテレビ前で待ち構えていた訳ですよw

長女はオープンキャンパスに出かけるので放送時間中、まだ家に居ました(普段ならとっくに授業が始まっている時間)
おかげでじっくり腰を据えてテレビを見られる事態であったのですが、何故か親子共々、放送開始とともに仁王立ちになってwワシの手は腰に、長女の手は胸の前で腕組みされてw真剣なまなざしでテレビを見守っておりました。

2分弱のコーナーでしたが、ちゃんとインタビューもあり、曲も紹介されてなかなか良い扱いでしたよ。
真鍋代表の腹式呼吸笑い、さわおの減らず口、シンちゃんの気の利いた一言、アンコールの要求に咄嗟に応えて、予定には無い曲を突然演奏してしまう世界一のライヴバンド=ピロウズの姿とか。
いかにもピロウズらしい姿満載で、満足致しました。