山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

5/14 DRUM SON その12

多分、こんなにも笑えて仕方が無いのは、ワシとあまりにも距離があるからでしょうね。
なんでだろう?
てるるとかだと、同じような「思春期特有の痛み」を唄っていてもこの「50歳のハート」にガツーンと来るんですがね。
「あー、なんかわかるわかる」とおセンチな涙が「ほろり」とこぼれたりして。
うーん、ピロウズが「白い夏と緑の自転車?」とかやってても、「そうそう!子供時代ってこんななんだよねー。自分の思い通りになんか何一つならないで、窮屈なんだよねー」と感慨に耽る事が出来るのに、チョモランマトマトでは爆笑ですよ。
「商店街に?、ひとりぼっちー」<あははははは!
「心の闇ー!!」<ぎゃははははは!!

___全部、ワシが悪いんですけど。
なんせ、初老なので、基本文句が多いし、「孤独を孤独と呼ぶ表現」には微塵も興味が無いというのがそもそも問題なんですよ。
揚げ句「もう、ひと味欲しいよな」とか思っているし(腰に手)<ワシが偉そーに立っている表現

でもまあ、こーいう直接的な、あからさまな判りやすいものを「好き」と言える、この素直な感覚こそが、「若い」って事なのかもしれません。
ウチの長女とかも平気な顔して「9mmって格好良くない?」とか言いますしね。

「げー、あんなホストクラブの歌みたいな歌詞世界の何処がカッコいいのか母に教えてくれ!!」
と先日、朝から叫んでしまいましたがw
(「えー、歌詞まで聴いてないよー」とは長女の弁)

なんかねー、最近の若い人の言葉の感覚が、詩の世界がよーわからんのですよ。
「なんで、9mmってこんな昭和の頃に夜のお姉さんの間ではやった、ムード歌謡みたいな世界観なの?」とか。
ワシ的には、9mmと、ムーディー勝山の世界は「完全に被っています」から。
(そしたらその後、ネッ友さまからご指摘があり、「9mmってルナシーが好きで始めたバンドらしいよ?」との事。「なーるーほーどー!!」と膝に青タンが出来るまでばしばし叩き続けるワシwルナシーの歌詞世界ってまるっきり、「ムード歌謡」とか「イケメンホスト」の世界観だもんねー)

まあ、そんなこんなで爆笑をこらえながらチョモランマトマトは終了。
「うん、ボーカル以外は良い気がする」
ボーカルの人ももっと前髪が少なくなったら、もっと違う芸風が生まれる予感がします<失礼千万
その時がきっと、「勝負の時」ですよ。
その日はそんなに遠くはない気がします(妄想乙)