山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

5/14 DRUM SON その9

「やれやれ、本日は来て良かったなあ、いろんな人に背中を押されてやって来たのだが、やっぱりロックのライヴはちゃんと見ないと何も話が始まらんものなあ」
と思いつつ、それでも踊るワシ。数え年50歳w

mwmlの演奏はいよいよ素晴らしく、なんだかもう、1970年代後半のデヴィッド・ボウイとかイギー・ポップを味わっている気もして来て。

「あぁ、本当に素晴らしいな。日本にこんなバンドが居るなんて、なんて凄い事なんだろう。世の中の一人でも多くの人にコレは体験してもらいたいものだなあ。ロウの頃のボウイとかが好きって言う人はネット上でもいっぱい見かけるけれど、今の日本のバンドでその頃の精神を引き継ぎながらも、更に新しい音で、素晴らしい表現でリアルタイムに演奏している人が居るってのは、案外みんな、知らない事なのかもしれないな。邦楽なんて聴かないとか、邦楽ロックとかJポップって馬鹿みたいとか、頭ごなしに否定する人っているじゃん?連中にコレを聴かせてやりてぇなあ、ひれ伏せさせてやりてぇなあw」
などと、妄想を逞しくしてしまうワシヽ(´▽`)ノ<バカ

すると、いよいよステージ上は熱がこもり、ギターの弦をドラムのスティックで叩くという荒技が出現。
「おぉ、すごいな、でもバイオリンの弓で弾く奏法もあるんだから、これもありだよなあ」
などと考えながら感心して見ておりましたら、どうやら今夜のクライマックス。
いよいよ演奏は盛り上がり、素晴らしいパフォーマンスであります。

「いやー、素晴らしい!もう、今夜は帰って良いわ!!満足したから」
と思いながら拍手しておりましたら、演奏も終了。
演奏を途中放棄する事も無く、ドラムにダイブしてドラムセットを破壊する事も無く、mwml無事、全曲演奏終了。

「素晴らしいな!mwml、今度は是非ともワンマンで見たいよ」
と、思いつつ、拍手しておりましたら…
なんと、ギターの村田さんが、ワシ目がけて、ピックを投げてくださいましてw
「え?ワシ?ワシにくれるの??」と戸惑っておりましたら、その投げられたピックは「ぽーーん」と放物線を描いて、ワシの左手の甲、親指と人差し指の付け根部分に、

<B>「ぺたり」</B>

と貼り付いたのでございます。
ドラムスティックで弦を叩いている間中、ピックは彼の口にくわえられていたので、唾液で濡れていたのでございますねw
思わず「<font size="-2">ヒー</font>」という声が漏れるワシ@修行が足りない